サンフランシスコには3泊したのですが、前2泊がヒルトン・サンフランシスコ、そして最後の1泊がこのホテル・ニッコー・サンフランシスコです。
何故ホテルを途中で変えたかというと、第1の理由はJALからいただいたホテル・クーポン(無料券)を「レートの高い」ホテルで使い切ってしまいたい、、第2の理由は僕は飽きっぽい性格、いろいろなホテルを体験してみたいという個人的な理由、最後にヒルトンとニッコーは隣同士で移動するのも手間がかからない・・・そんな理由からです。
ニッコーは世界中に(最近は中東にも多い)ホテルがありますが、僕が行くところでレートが高いのはここサンフランシスコ、香港、そしてあとロンドンくらいなものでしょう(日本のリゾート系の繁忙期を除く)。
どうせいただいたものなら高いところで使わなくちゃ損って、まさにそれが僕の本性です(笑)。
で、このサンフランシスコのニッコーですが、実はとても気に入りました。
かなり良いです。
ヒルトンの後ということ、無料宿泊という点を除いたとしてもです。
ニッコー・ホテルといってもここはアジアのニッコー・ホテルズのように日本人御用達という感じはなくて、事実僕らがチェックインしたときも、フロント周りに日本語の出来そうな人はいませんでした。
でも、ヒルトンのような1600室もある大規模ホテルのロビーやフロントと違って、とにかくここは静か、高級感やエレガントさすら感じさせるファシリティー、雰囲気、対応です。
丁寧な応対で19階のツイン・ルームをアサインされ、部屋に上がります。
すると、この感じ。
ヒルトンよりずっと良い感じでしょう?
もし有償で泊まれば、両者の値段は同じくらいなのです。
部屋は広く、約45ヘーベーはあるでしょう。
最高級ホテルに比べるとやや殺風景だし、家具の質感も劣りますが、ヒルトンよりはずっと上質なものが使われています。
特にベッドは良い出来のベッドです。
確か「subarasiiyume」(素晴らしい夢)と名づけられた特製のベッドなはずです。
枕の数もこれはずいぶん多い数、肌触りもかなりなものです。
TVも、最近のデフォールトはやはりフラット型ですよね。
バス・ルームはヒルトンとは大違い、シャワー・ブースも付いていますし、バス・アメニティーもイギリスの「Gilchrist & Soames 」製の質の良いものです。
(僕は、ここのソープが特にお気に入り)
それに何より全体の雰囲気が明るく、オシャレです。
入って正面に大きめのクローゼットがあり、すぐに部屋の中を見通せないような作りは好感が持てます。
僕らは今回無料宿泊でしたが、これで1泊200ドル代前半の宿泊料金なら、次回はニッコーの選択は「有り」ですね(それにマイルもダブルで付くキャンペーンもしょっちゅうやってるし・・・)。
それから僕らがチェックインした時、XXドルでインペリアル・フロア(いわゆるエグゼクティブ・フロア)にアップグレード出来ます、とかの勧誘(?)もありました。
あまりにお得なオファーだったので僕らだけのスペシャルなオファーかと思って「XXドル」と数字をボカしましたが、それでも僕らはありきたりのラウンジの食事(あとインターネット、スポーツクラブ他の特典)は嫌だったので、このお得なオファーはお断りしました。
最後になりましたが、パブリック・スペースもこんなにエレガントです。