グランドハイアットソウル Grand Hyatt Seoul

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今回のホテルはハイアットを・・・前回、江南のパーク・ハイアット・ソウルを使ったので、今回は久しぶりに南山山麓に位置するグランド・ハイアットにしてみました。
どうしてヒルトンじゃないの(笑)?って聞かれそうですが、実は再来年の4月までのヒルトンのダイアモンド・ステイタスはもう確定していて、新しいカードがすでに来ているからです。

これが新しいカード。
以前の白いカードからカード・フェイスを一新、今度はブラック・フェイスになっています。
これで僕の財布のブラック度(笑)はますます進行、ブラックのカードはいま流行なのでしょうか。
再来年以降のステイタスは来年一年間の宿泊実績で決まりますので、今年はもうヒルトンに泊まる必要がない、他のホテルに浮気ができそうなのです(笑)。
そこでステイタスの維持、まだ期間中のFFNというプロモーション(2滞在で1泊無料、マスター・カードの支払いでボーナス・ポイント)の存在・・・その辺から、今回のソウルはハイアット滞在にしたのです。

僕の乗ったJAL8833便は金浦空港にほぼ定刻に到着、いつものように時間のかからないイミグレ、カスタムと進み、ローカルのタクシー(黒塗りの模範タクシーじゃないやつ)に乗り込むまで、わずか15分もかかりません。
仁川に比べてあまりにも簡単・便利で、もうソウルに行くのに成田は使えません。
ただ、この日は道が前回より渋滞していて、ホテルまで約45分、ハイアットのクラブ・ラウンジでチェックインしたのはちょうど夜の7時ごろでした。

ホテルの外観の写真を撮り忘れたので、ホームページから写真を。
以前ハイアット・リージェンシー・ソウルだった頃と、外観だけはほとんど変わりありません。
でも中は幾度ものリノヴェーションで、ずいぶん変わっているようです。
この辺がロビー・エリア。
とにかく壮大なスケールのロビーです。
まさに「グランド」の名に恥じない(一昔前との印象はありますが)グランドさです。

ロビー・ラウンジの奥の一面のガラス窓からは漢川(ハンガン)の流れと、市内のネオンが一望の下です。

17階だったかのラウンジでチェックインするためにエレベーターで上へ。
このパーク・ハイアットのエントランスをまねたかのようなミニ書棚のインテリアは、各階のエレベーター・ホールの共通デザインになっています。
ここがラウンジ。
小さな机でチェックインをします。
夜なのでよく外が写せませんが、ロビーのラウンジ同様、一面のガラス窓がすばらしい景色を約束しています。
ちょうどイブニング・カクテル・タイム、いかにもハイアットらしいディスプレイで軽食が出ていますが、夕食をしっかり外で食べたい僕は、見るだけにしておきます。
レセプショニストは英語がネイティブ、日本語もかなりできる女性で、とても親切でした。
(ただしスタッフによってホスピタリティーに温度差があって、クール過ぎる人、ややガサツな人も・・・この辺は真の5★ホテルの姿ではありませんでした)

廊下はこんな感じ。
部屋ごとに本物の緑が挿してあって、そこにライトを当てて影を作るインテリアです。

僕が予約したのはウォン安も勘案して、いつもより豪華め「club view room利用のawaken package」というもの。
すなわち高層階クラブ・ルーム(20階建ての14階以上?)のリヴァー・ビューの部屋で、朝食と午後2時までのレイト・チェックアウトが付いているというもの。
クラブ・フロアの宿泊ですから「フル・バフェの朝食付き」というのも不必要なのですが、魅力はパッケージに付いているレイト・チェックアウトのほうなのです。
チェックアウト時間に関してやや厳しめのハイアットで午後2時までの滞在が確約されていれば、あとは交渉次第で3時か4時まではチェックアウトが延長できるだろう・・・そう踏んだのです。
それに、このホテル、各カテゴリーの部屋の値段がそれほど違わない、レイト・チェックアウトがついているのはこのパッケージだけ・・・いろいろ考えての宿泊プランの選択でした。
チェックイン時、午後3時までのレイト・チェックアウトを引き出し、実際には3時半くらいまでお許しいただいて、翌日の夜7時40分発の飛行機の時間にちょうど良いようにしていただきました。
レートは307000ウォン、11%の税・サを入れると340770ウォン、日本円にして21800円くらいです。
とにかく韓国は今すべてに「お得」、2万円ちょっとでこんなに良くしてもらっては・・・って気になってしまいます。
で、部屋はこんな感じです。

今時のハイアット・タッチ、ぷんぷんですね(笑)。
きっとリノヴェーションは最近なされたのでしょう。
もともとはハイアット・
リージェンシーだった建物、当時の客室の狭さを鏡を使ったりしながら精一杯広く見せようとしています。

備品はあらゆるものが完備、そういう意味ではここは本当に5★ホテルです。
リネン類もまずまず、ただベッド自体は最高とまでは行きませんが・・・。
(他に素晴らしいベッドを体験済みだからかも、贅沢言い過ぎ?)

ご覧のように、かなり備品はそろっています。
そしてそれらを外から見えないように収納してあるのも、最近のトレンドですね。
ウェルカム・フルーツはミカン。
お仏壇を思い出しちゃいますが、先月のヒルトンでもミカンと他のフルーツ、そしてチョコレート盛り合わせでしたから、韓国ではミカンのウェルカム・フルーツはこの時期、普通なのかもしれません。
ミネラル・ウォーターも2本、置いてありました。

浴室は狭く、同じハイアットでもパーク・ハイアット・ソウルのあの広さとリラクゼーションの贅沢さには及ぶべくもありません。
「広さ」まではリノヴェーションできないですからね、これは仕方ないでしょう。
それでも精一杯の現代的な厚化粧(笑)は施されて、なんとか高級感を出しています。
バス・アメニティーはアロマセラピー・アソシエイツのもの。
そう、東京のマンダリン・オリエンタルもこれを採用していますね。

窓を開けてみます。
自動ではなく、手動式のロールアップ・ブラインドです。

う~~ん、やはりこのホテル、値段の差が少しなので、ソウル・タワー(マウンテン)ビューよりも、こちらの部屋を取るべきでしょうね。
川にかかる橋のところに、停車中の車の光で線が出来ています(写真中央)。
実際は写真よりもっともっときれいです。
冬の澄んだ空気の日の夜景の美しさは、本当に格別です。

朝のソウルです。
あいにくこの日は一日中曇り空、期待したほどのビューではありませんでしたが、圧倒的な開放感のせいでしょうか、とてもすがすがしく感じます。
エレベーター・ホールに開いた窓からは、反対側のソウル・タワーの方向、南山のマウンテン・ビューが見えます。

クラブ・ラウンジで朝食を食べても良いのですが、僕のパッケージには「テラス・カフェ」でのフル・バフェが込みになっているので、今日はそちらで。
ウェイターたちの英語も上々、さすがハイアットです。
西洋人、インド人らしき人たち、そして我が同胞・・・ここは本当にインターナショナル・ホテルです。

バフェは一人285000ウォン、税金とサービス・チャージを入れると35万ウォン(日本円にして2300円弱)を越す値段です。

同じアジアのグランド・ハイアットで比べると、たとえば台湾のほうがずっと品数も多く豪華です。
僕は食べていませんが、シンガポールの朝食はここにいつも来てくださる好くんさんのご推薦でした。
下の皿の右側はケランチム(茶碗蒸し)です。

フルーツのセレクションは韓国らしくて、梨、柿などが並んでいました。
緑のジュースはきゅうりのジュースです。

カフェ入り口のデリ・ショップはとても大きく、美味しそうなものが一杯。
特にワインの品揃えはすごかったです。

朝のロビーです。
夜とはまた違った雰囲気をかもし出していますね。

食事のあとはスパでリラックス。
韓国のスパにはたいていサウナとともに日本のような大浴場がついているので、日本式にリラックスできます。
朝方ということでお客はメンバーのご老人ばかり。
どの人もフロの中や周りで筋トレ・・・腕立て伏せとか太極拳とか・・・あのパワーにはビックリです。
この日は温水プールはメンテナンスということでお休みでした。

ちょっと残念。
ちゃんと海パンまで用意して行ったのに・・・。
もちろんクラブ・フロア宿泊者は、ジムやスパの利用は無料です。

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