ソウルの美味しいもの インサドンスジェビ ジゴルバプサン GECKO’S GARDEN

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僕の旅の報告は、たいていは経時的に報告するのですが、今回はちょっとアットランダムにやらせてもらいます。
まずは「食い物」系からです。

インサドンスジェビ

最初は、観光客に人気の仁寺洞(インサドン)の伝統ストリートをちょっと入った所にあるこの店のレポートから行きましょうか。
この界隈は韓国の家庭料理から高級韓定食まで、伝統茶や伝統酒のお店もたくさんありますが、僕は一人旅。
かしこまって豪華に食べる店よりこういうほうが・・・と選んだのが、このスジェビ(すいとん)専門店です。
名前は、まさにその通り(笑)の「インサドン・スジェビ」と言います。

すいとんというと日本ではもうあまり食べられなくなりましたが(実際僕の記憶もおぼろげ・・・です)、韓国では昔からずっと食べられている家庭料理なんだそうです。
それにしてもこの店、ものすごく分かりにくい所にありました。
ハングルの洪水の中を数回左右に曲がるからなんですが・・・それに、確か日本語の看板も無かったし・・・。


愛想の良いアジュマの声に促されてオンドルの床に座ると、壁一面に並べられてあるハンアリ(土壷)に圧倒されます。
そういえばこの店、正式名称は「インサドン・ハンアリ・スジェビ」だそうで、ハンアリにとてもこだわりを持っている店のようなのです。
建物は仁寺洞に多い昔ながらの伝統家屋、木のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気ですが、そうアンティークといったほどのものではなさそうです。
「スジェビ、ハナ、ジュセヨ」とかいい加減な韓国語で注文します(笑)。
でも、通じます。
ハナは「1」、つまり「ひとつ」です。
で、出てきたのが、これ。
これで何と5000ウォン、320円くらいなんです。

スジェビはハンアリの中で実に熱々で出てきます。
まず、スジェビの魅力の一つでもあるスープ、でもちょっと何かが欲しい!足らない!と思ったら、テーブルの端に置いてあるプッコチュ(青とうがらし)入りの醤油を入れます。
味にキレが出る感じです。
それからとにかく熱いので、ハンアリからひょうたん型のしゃもじでお皿によそって食べます。
かなり辛口のキムチも食べ放題です。

スジェビを食べてみます。
写真を見てください。
牡蠣が見えますか}
この牡蠣が入っているのが、この店が他のスジェビお店と違う所なんです。
(夏は牡蠣ではなくてアサリになるそうです)
スープのダシは基本的にはイリコと昆布だし、そこに牡蠣が入ることによってさらに美味しいスープが出来上がる、ということなんでしょう。
やや薄味とも思えるこのスープですが、やはり美味しいものでした。
キムチとの相性もバッチリです。

僕のおフクロさんが作ってくれたかすかな記憶の中にあるすいとんは、もっと団子状だったような。
ここのは薄く平べったい感じのもの。
ハンアリの中には、ぶつ切りじゃがいも、ズッキーニなど野菜もたっぷりで、これは体の温まる実に良い感じのB級グルメをいただきました。
決して韓国料理の王道ではありませんが、一度は食べてみたい庶民料理ですね。

ジゴルバプサン

ホテルへの到着が午後7時前、さぁ、どこで夕食を食べようとラウンジで一思案。
ここハイアットからは1時間に1本、梨泰院のハミルトン・ホテル前まで無料シャトルバスが出ています。
梨泰院にもしばらく行ってないし、皮のお店でも冷やかしながら、梨泰院のどこかで食べよう・・・そう考えた時に思いついたのが、この「ジゴルバプサン」です。

ソウル市内に何店かあるこの店、いうなれば「田舎」版の「韓定食」屋なんです。
もっと直接的に言うと、野菜を中心とした韓国の家庭の味をそのまま再現した定食屋と言えるでしょうか。
ハミルトン・ホテル(現地風に言うとミルトン・ホテル)から梨泰院ホテルのほうに歩き、更に70~80メーター先を左折したところにあります。
この辺まで来ると人通りも少なく、この店24時間営業の割と有名な店だと思ったのですが、後で見た日本のガイドブックなどには載っていない店でした。


店内のインテリアは田舎定食、家庭定食というコンセプトに合わせたもの。
昔の農具や工具、台所製品などが展示された結構良い感じのレトロ空間になっています。
韓国の和紙?!いわゆる韓紙を貼り付けた壁も趣味悪くありません。

食事スペースはオンドルの座敷とテーブル席の2通り。
もちろん僕は今の季節、何たってポカポカのオンドル席にしてもらいます。
どこを見ても「韓国~~~っ」って感じですが、こちらでマッコリ(どぶろく)を注文すると、昔風の黄色いアルミのヤカン入りで登場するんだそうです。
僕はマッコリまでは飲まなかったので、写真はありませんが・・・。

で、これがメニュー。
しゃもじに書かれているのが、いかにもこの店らしいですね。
何で、2種類?
僕を日本人と見るや日本語メニューのしゃもじを出してきたのです。
そして、そのしゃもじには値段が入っていません。
そこで、記念にハングルのしゃもじを写したいと韓国人用のしゃもじも出してもらい、日本語のと比べながら、日本人値段になってないか確かめてからのオーダーです(笑)。
ケチでしょ、僕?
でもこういうところで2重価格になっている店、結構あるので、一応用心して・・・。

で、出てきました。
これが基本の定食だそうです。
一人前なのでおかずが20種類、ご飯とチゲがついて値段が7000ウォン。
7000ウォン?!
何~~~っ!日本円にして450円!!
4人でテーブルを囲むとおかずは30種類まで増えちゃうそうです。
なんという安さ!信じられません。
もちろんこれだけのオーダーでも良いのだそうですが、日本語で「牛肉鍋」と書いてあるもの、ハングルのしゃもじのほうでは、僕のいい加減なハングルの知識でも「プルコギ」と書いてあるように見えます。
(有名な料理名のハングルは記憶済み、です)
プルコギで鍋?
面白いのでこれをメインにオーダーしてみると、プルコギ風味の肉鍋って感じのものが出てきました。
味はさすが韓国、ものすごく甘じょっぱいプルコギ味で最高なのですが、残念肉質がいまいち良くありません。
これが10000ウォン(650円くらい)ですから仕方ないかもしれませんが、良いお肉でこの鍋を食べてみたかった・・・。
おかず(バンチャン)のほうは文句なし、田舎風なので味はやや濃いめ(塩分多め)ですが、ご飯のおかずにも酒のお供にも、実にイケちゃいます。
基本的にこれで2人前でしょうから、この店、信じられないほどに「安上がり」な店でしたよ。

GECKOS’S GARDEN

ソウル2日目というか、帰る日のランチです。
昨日の夜知り合った韓国人に教えてもらった「GECKO’S GARDEN」という梨泰院のレストランで食べました。

場所はハミルトン・ホテルの裏、インド・パキスタン料理の「モグール」の近くです。
数軒先には「XXカルビ」と書かれた派手なネオンの日本人向け焼肉店が並びますが、ここは純粋にローカル用レストラン、日本人の利用はほとんど無いようです。
ゲッコは確かヤモリのこと、何でこんな名前なんでしょう。
このゲッコという名前を使った店数店は、すべてチェーン店だそうです。
にぎやかな梨泰院の大通りからわずか10メートルしか奥まっていないとは信じられないような木々に囲まれたレストラン、夜のライトアプがきれいそうなお店です。
でも、クリスマス・デコレーションは昼間見るとちょっと貧相かな。

屋内席もありますが、人気はこのテラスといわれている席だとのこと。
夏になると窓が全開されて周囲の木々の緑が素晴らしいのだそうです。
でも今は晩秋というか初冬、窓は閉じられヒーターが付いています。

雰囲気は悪くなく、簡単な英語の出来る親切なスタッフも多く、韓国人ローカルの若い人の間では「ちょっとおしゃれ」なレストランとして人気なのでしょう。
実際、夜は要予約らしいです。
料理はパスタなどのランチ・セットや、こういうヘルシー・サラダ系が中心です。
パンも付くので、お腹にはたまります。
味も悪くありません。
でも、これならうちの近所の普通のイタリアンの店とそう変わりません(笑)。
梨泰院では「おしゃれ」でトレンディーでも、日本では・・・・です。
ただ値段は日本に比べると激安ですが。

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