ニューオーリンズの美食 BAYONA、その周囲の町並み

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ニューオーリンズ2日目。

数時間の熟睡のあと、ホテルの開いたばかりのラウンジで朝食。
品揃えはアメリカのラウンジとしては平均的なもの。
いつも思うのですが、ベーグルとかマフィンが美味しく感じます。
日本のとどこが違うんでしょう?
ホテルからコンヴェンション・センターへの連絡バスも出るのですが、僕は一人早めに会場に。
昨日は少し自分用に時間を取りすぎたので、セッション開始前に少し雰囲気作りです。
ちょっとした勉強と、ロビーに陣取って多少顔見知りの先生方と雑談。
お昼もランチョン・セミナーがありますが、某先生と会場を抜け出し、レストランでランチとしゃれ込みました。
候補のレストランの中から、当日でも予約の取れるところを・・・某先生の秘書がすべてをやってくれました。
取れたレストランは「BAYONA」と。
これはすごい、ZAGATの評価でもニューオーリンズで1・2を争う名レストラン・・・僕が密かにニューオーリンズで食事したいレストランの候補に入れておいたレストランなのです。
タクシーを降りて(レストランのあるフレンチクォーターは一歩通行が多い・・)、レストランまでの間にもニューオーリンズらしい光景が沢山。
到るところにいるストリート・ミュージシャン達。

メインストリームのジャズのグループもいれば、このグループのようにオールド・タイミーなラグタイム・ピアノのグループも・・・。

建物はどこも典型的なアイアン・レースで装飾されたバルコニー付きのニューオーリンズ独特の家々たち。

あぁ、ここなんか素敵だなぁ。
このロイヤル・ストリートは1階がアンティーク・ショップになっている建物が多いです。
時間があったらいつかこういう建物巡りもやってみたいです。
レストランに行くまでの100メートルくらいで、これですから・・・。
こんな馬車にのってゆっくりとね・・・。

さ、レストランに着きました
シェフが女性の「BAYONA RESTAURANT」(バイヨナ・レストラン)です。
なんかちょっと隠れ家みたい・・・ZAGATでは「フレンチクォーターの宝石」と評されていました。
ウェイティングルームはめちゃくちゃ豪華ということはないけれど、充分エレガントです。
「アメリカの中のヨーロッパ+ルイジアナ・フレイヴァ」といった感じでしょうか。
向かって左の窓の外、ここの緑に囲まれたテラス席がこの時期一番の人気席だそうですが、そこまではいくら僕の友人の先生のステイタスをもってしても当日予約は無理だったようです。
店内はこんな感じ。

時間がないので、3コースのプリフィックス・メニュー。
しかも秘書の人がスターターまでオーダー済みだったので、速やかに料理が出てきました。
普通は時間をかけてゆっくり味わうタイプのレストランですが、今日の僕らの席はクイック・ビジネス・ランチ風です。
スターターはグリルした海老。

付け合せは黒い豆腐(!)のケーキ・
ソースはコリアンダー風味で、この店のポリシー「モダン・クリオール」(スパイシーなフレンチと言ってもいいかも・・・)を地で行く一皿です。
美味しい。
日本、オーストラリア、ハワイなどのパン・パシフィック料理あるいはパシフィック・リム料理とも違った、いうなればエレガントなスパイシーさが絶妙です。
メインにはスタッフの今日の一押し食材というホタテを選びました。
う~~ん、これも素晴らしい出来。
タイ風のソースとうたっているだけに相当スパイシー、でもその中に出てくるフレンチの技法はやはり本場のタイにはないものです。
モダン・クリオール・・・日本人にもピッタリな料理のようです。
デザートはダーク・チョコレートのバナナ・タルト。
それにエスプレッソ・クリーム・キャラメルのソースがかかっています。

まさにチョコレート・ヘヴン!
いくつもの違う種類のチョコレートが愉しめ、アクセントに入れた薄い飴などテクスチャーの違いにも気が使われていて、これは美味しいデザートでした。
慌しく食事を終え会場に戻る僕らを見送るレセプションの女性は、何とコスプレ中。
あ、そうです・・・今晩はハロウィ~~~~ンなのです。

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