こちらの続きです
「高輪・花香路」の和室Bという部屋を見ています。
広さは59.9㎡。
窓際(一部窓は少し開閉できます)は再び畳敷きになって、回転するロー・タイプの座椅子(ラウンドチェア?)が2脚置かれています。
窓の外には眺望が特徴のBタイプの部屋らしく、約20000㎡にも及ぶ庭園が一望の下。
ここは1971年、旧「高輪プリンスホテル」の建設と共に作られた庭で、作庭は皇居新宮殿を手掛けた楠岡悌二氏だったはずです。
窓は大きく(ブラインドで閉められます)居心地は良いのですが、背の高い僕にはこの椅子はやや体に合わず、もう少し背の高い和風のソファがあったらなぁ、なんて・・・。
あるいは、これだけの広さの部屋なら、どこか寛ぎの中心がTV周りにあるような作りにならなかったでしょうか。
もちろん僕の個人的な意見です。
今のままだと2人揃ってTVを見ることも出来ないんです。
更に言っちゃえば、新築ではなくリニューアルなので、天井高なども変えられず(つまり僕には今のホテルとしてはやや低く感じました)、木材の使い方など全体の質感も思ったほどではないかなぁなんて思いながら、次はホテルでいうウェットエリアへ。
独立式、一部屋のトイレはすごい広さ、たぶんトイレとしては都内一の広さかもしれません。
トイレの奥は洗面所、更に浴室
ベイシンは一つ、照明は充分、備品も「高輪・花香路」パッケージのものを中心に、かなりな備え様です。
タオルは3種類、標準以上の質感。
アメニティーは「ジョンマスター(ズ)オーガニック」、ソープは「アンティカファルマシスタ」でした。
入浴剤には梅と松の形と匂いをした「香彩堂」のもの。
一つ一つは悪くないのに、この辺はブランドを統一しても良かったのでは?
ドライヤーの下の茶色いものは、大き目の鏡。
乱れ籠やゴミ箱などは木製。
あぁ、そういえば、ここはゴミ箱の数が少なかったですね。
バスローブは形良くここに・・・。
バスローブが形良く掛けられているというのは高級ホテルの証というのは、僕の持論の1つです。
一段上がって浴室、広くはありませんが、リニューアルされただけあって、空調なども含めて使いやすく快適なスペースとなっています。
ビューバスの浴槽は、やや深めなものの、僕にはちょっと狭い、足を延ばせません。
全部開けてしまうと、お向かいの「ザ・プリンスさくらタワー東京」の客室からは一部見えちゃうかも。
もちろん、ここ、温泉ではありません。
和風を謳うだけあって、木製の椅子と桶も・・・。
さぁ、部屋を一回り見たところで、夏のホテルのお楽しみ、プールにでも行ってみましょうか。