reduced rates 34000円@ホテル椿山荘東京

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新春ホテル初め第3弾

僕らの新春ホテル初め第3弾は本当に久しぶりの「ホテル椿山荘東京」。

以前泊まったのはまだ「フォーシーズンズ」時代でしたから、相当前のことになります。

名称変更は2013年の元旦だったので、この名前になってから5年目の宿泊に・・・。

今回ここを選択した理由には最新の東京の「ミシュランガイド」で5黒パヴィリオンという高評価を得ているということもあります。

本当かな?と。

http://shackinba2.exblog.jp/28759058/

僕が予約を入れたのは大手予約サイトの「一休」からです。

プラン名は「シンプルステイ ~年末年始もホテル椿山荘東京で~(室料のみ/スパ半額)」というもので、プライムクラシックスーペリア ツイン(ガーデンビュー/禁煙)(ツイン)が1室1泊33320円++、総額39000円。


その頃、「一休」から送られてきた5000円のクーポンを使い、実質は34000円になりました。

更に僕はハイアットの最上級ステイタスを諦める代わりに(?)、去年の秋、この「一休」のダイアモンド・ステイタスを取ったので、その特典も付くはず。

?お部屋の無料アップグレード(チェックイン時の空き状況により ※ご予約がスイートルーム以上の場合は対象外とさせていただきます。)
?レイトチェックアウト13時まで(チェックアウト日が、土・日・休前日・GW・お盆・年末年始を除く、平日限定となります。)
?ウェルカムギフト(ホテル特製バームクーヘン)をお部屋にご用意(お一人様につき1個/連泊の場合は初日のみのご用意となります。)
?スパご利用代金半額 (大人お一人様 4320円→2160円)(メンテナンス等、休館日がございます。お子様(4歳~12歳)は割引対象外となります)
?駐車場代無料(1室につき1台まで)


そんないろいろを考慮しての「ホテル椿山荘東京」宿泊でした。

エントランスにはたいていの時間ベルは複数配置されていて、到着時の対応はスムーズ。

ドアを一歩踏み入れると懐かしいインテリアが飛び込んできます。
僕はこのホテルに詳しくありませんが、ロビーは「フォーシーズンズ」時代とほぼ同じかと・・・。
ヨーロッパの貴族の館を思わせる中に、east meets westの要素がふんだんに取り入れられています。

欧米のデザイナーが日本を意識したインテリア?

中央に位置するシャンデリア、生花、オリエンタルな壺・・・。
懐かしい思いがこみ上げてきます。チェックインは「お掛けになってお待ちください」はあったものの丁寧で親切。
そしてスイートへのアップグレードを告げられます。

「一休」のダイアモンド特典通りではありますが、以前皆さんからのコメントで「一休」の特典は忘れられることもあると聞いていたので、一安心。
これで年末の「コンラッドマニラ」から数えると、連続4宿泊全てがスイートにアップグレードされたことになります。
めちゃくちゃラッキーの一言。

まだ若いベルに先導されて「ホテル椿山荘東京」のアップグレードされたスイートへ・・・。
玄関やロビーは3階、2階がヘルスクラブ、1階はボールルームになっています。
客室は4階から14階までに全267室。
そのうちスイートは50室もあるそうです。

今回はプライムクラシックスーペリア ツイン(ガーデンビュー)からプライムクラシックエグゼクティブスイートツイン(ガーデンビュー)にアップグレード。
横に長いホテルなので、エレベーターから僕のアサインされたスイートのある一番端まではそこそこ歩きます。
部屋までアテンドしてくれた若い女性ベルはとても素朴な感じ。
しゃべるべき定型句は淀みないのですが、僕の何気ないちょっとした質問には?のニュアンスが・・・。

ドアを開けるとこんな感じ。
一見して最近リニューアルしたんだな・・・が分かるきれいさがあります。
でも僕は閉めたドアのこういうところも見ちゃったんですねぇ。
この前日には「パークハイアット東京」に泊まっていて、あそこのドアノブにしろ何から何までがピッカピカをずっと見てきたので、こういう眼に付くところの劣化(汚れ?)は気になりました。
ベルは丁寧かつ熱心に部屋の説明を・・・。
たぶん「パークハイアット」なら、そのゲストを見てホテルに慣れているかどうかなどを判断、説明を省いたり、詳しくしたり、応変に対応すると思うのですが、このベルは覚えていることをすべて言わないと済まないタイプのようでした。

ウェブにはこのプライムクラシックエグゼクティブスイートツインガーデンビュードルームの説明として

古きよきものを後世に受け継ぐ思いを大切に2015年9月、新たに改装した客室です。
リビングエリアとベッをフレンチドアで仕切った間取りとなっており、ご接待やビジネスミーティング、ご家族での旅行に理想的なスイートルームです。
ガーデンビューの客室からは、夕焼けや庭園のライトアップもご覧いただけます。
【デザインコンセプト】
■自然豊かな庭園との融合による、上質なくつろぎが心地よい“第二の我が家”
■古きよきものを後世に受け継ぐ思いを大切に
【設備】
●ハンスグローエ社(ドイツ製)の新シャワーヘッド設置
(4段階切替のマッサージ効果のあるスパイラル状のシャワーヘッドを新設。)
●アメニティは国内常設“初”のバスアメニティ「シトラスヴァーベナシリーズ」をお一人様1セット
●基礎化粧品セットを常設 (クレンジング、洗顔料、ローション、乳液の4点)
●アイロン、アイロンボード設置

部屋タイプ ツイン
広さ60平米
定員2~3名
階数8~14階
設置ベッド幅120cm × 長さ200cm × 高さ57cm 2台

とあります。

ここのコーヒーメーカーはillyのFrancis Francis。
使い方の説明書はないので、ネスプレッソに慣れていると戸惑いますが、要はタンクに水をれて、カプセルを装着して・・・と同じは同じです。
カプセルは3種類、計6個。

冷蔵庫の中の瓶のラベルの向きがばらばらなのはちょっと。
メインとなるエリア、リビングルームです。

ダブルのカーテンは電動で操作可能。

窓際にデスク、仕事を持ち込んでも、この立派なデスクで、眼の前には大きな窓から椿山荘の庭園の緑、そして高層ビル群が見え、仕事もはかどりそうです。
でも要注意、このホテルはこういうギザギザ構造のため、窓を全開にすると、お互いの部屋が見えてしまいます。
これはもう直しようがないのでしょうが、窓際で(人眼があって)くつろげないというのはこのホテルの大きなマイナスポイントだと思っています。

最近多くなりましたね、無料貸し出しスマホ。

簡単な登録は必要ですが、便利に使えます。

机の裏側、窓のすぐ下を見てみると、最近リニューアルしたというのに、この配線はどうなんでしょう?

窓の外はさすがのガーデンビュー。

ここガーデンビューを更に楽しむにはもう少し低い階の方が良かったのかもしれませんが、高層になると東京のシティラインも良く見えてきて、どちらが良いのか迷ってしまいます。

窓際のビジネスデスクもですが、このデスクなども木製のしっかりしたもの。
このリビング、色合いなども良く考えられているとは思うのですが、ソファなどの質感はだいぶ落ちます。
座り心地より耐久性で選んだような・・・。テーブルの上に「リシェス」(RICHESSE)という豪華雑誌が置いてありましたが、その次月号の特集は「ハイエンドホテルの未来」だそうです。
これは買わなくちゃですね。
で、これが「一休」特典のバウムクーヘンだそう。

いただいといて申し訳ないですが、「は?」って印象。
この後「ヒルトン東京ベイ」でもバウムクーヘンをいただきましたが、こちらは見た目も味も「有難うございます」って感じでした。
フレンチドアの向こうがベッドルーム。

全体で60平米なので、このドアというか壁を取ってしまって広い一部屋(ジュニアスイート)にしてしまった方が今風だったかもしれませんね、このスイート。

「ホテル椿山荘東京」のプライムクラシックエグゼクティブスイートツイン(ガーデンビュー)という部屋を見ています。

全体の広さが60平米なので、ベッドルームの方は、ベッド2台入ると、それで一杯という感じです。
オリエンタルというか和の要素も強めのインテリア。
ベッドやリネンは標準よりやや上、寝やすかったです。
ここは簡単ですが、夕方のターンダウン・サービスもあります。
ベッドルームは窓も小さいし、ほぼベッドだけだし少し地味かなぁ、でも寝るための部屋とすればこれで良いのかもしれません。

今度はウェットエリア。

リニューアルされてるだけあって、照明、空調は充分です。
バスタブは広め、以前は東京一だったあっという間にお湯が溜まる水圧のすごさは今はありません。

シャワーブスには頭上シャワーは無し。
4段切り替えのシャワーヘッドはハンスグローエ社ということろのものだそうです。

バスローブは少しごわごわ。

ベイシン脇にはTV付き。

基礎化粧品セットが置かれ、アメニティは「ロクシタン」のシトラスヴァーベナシリーズでした。
これは良い匂いだし、どなたにも合いそう・・・。


個室のトイレ。

開けるとライトの点くクローゼットの中はこんな具合です。

ハンガーのパイプがビニールだったのは安っぽく感じましたが、一部のデリケートな衣服を傷めない為?

改めて窓の外を見ておきます。
なおホテルのHPはここです。

https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/

最上階に2016年9月に出来たスイートルームゲストラウンジ「パゴダラウンジ」は僕らのようなアップグレード客には利用できないようでした。

「ホテル椿山荘東京」の夕方から夜、そして早朝です。
ここに来たからには庭園の散歩はMUSTでしょう。

「椿山荘」はウィキペディアによると

武蔵野台地の東縁部にあたる関口台地に位置し神田川に面したこの地は、南北朝時代から椿が自生する景勝地だったため「つばきやま」と呼ばれていた。
江戸時代は久留里藩黒田氏の下屋敷だった。
明治の元勲である山縣有朋は西南戦争の功により年金740円を与えられ、1878年(明治11年)に購入、自分の屋敷として「椿山荘」と命名した。
山縣は椿山荘において趣味である作庭を行っている。
1918年(大正7年)には大阪を本拠とする藤田財閥の二代目当主藤田平太郎男爵がこれを譲り受け、東京での別邸とした。
太平洋戦争での戦災で一部が焼失したが、1948年(昭和23年)に藤田興業の所有地となり、その後1万余の樹木が移植され、1952年(昭和27年)より結婚式場として営業を開始した。1955年(昭和30年)に藤田興業の観光部門が独立して藤田観光が設立されると、椿山荘の経営は藤田観光に移管された。
そして1992年(平成4年)に、敷地内にフォーシーズンズホテル椿山荘東京が開業した。
2012年末日をもってフォーシーズンズホテルズ&リゾーツ社との業務提携契約を終了し、椿山荘1とフォーシーズンズホテル椿山荘 東京は、2013年1月1日より「ホテル椿山荘東京」に変わった。
現在、庭園は一般公開されており、椿や桜など植物、史跡等を鑑賞できる。
庭園の頂上に建つ三重塔は、元々広島県賀茂郡入野(現東広島市)の竹林寺の塔であったが、大正時代に強風にあって三層目が大破してしまったものを藤田平太郎が1925年(大正14年)に譲り受けて椿山荘に移築し、三層目を復元したもので、繰形の特徴などから室町時代末期のものと推定されており、国の登録有形文化財に登録されている

と解説されています。

国の登録有形文化財の三重塔。
外国人だけではなく、日本人の僕も思わず写真を・・・。

椿でしょうか、八重姫という名前が下がっていました。

滝の裏から・・・。

こんな石彫も一杯。
いわれなどを読んでいっても面白いです。

樹齢500年以上という、ここのご神木。

今度は夕方以降の部屋の様子です。
このホテルでは簡単ですが、ターンダウンサービスがあります。
奥さんはプランについているスパ半額につられて(大人一人 4320円→2160円)、利用してきたようです。

夕暮れ時のマジックアワーは、この部屋からも魅力的です。
「イル・テアトロ」での食事を終えて部屋に戻ってくると、部屋はターンダウンされています。
そしてこれが早朝のホテル・エントランス。
都内なのに鳥の鳴き声も聞こえました。いつ見ても印象的なロビーです。

レセプション前には早朝に出発する人用に、コーヒーなどドリンクのサービスがありました。
パンなどはありませんでしたけど・・・。
PCは24時間いつでも使える部屋があり便利です。

アップグレードも含め良くしていただいた感はありますが、ホテルのハードもソフトも今一つしっくりこなかった、特にソフトの面では前泊していた「パークハイアット東京」の老練さにははるかに及びませんでした。
ドアマンもレセプショニストもコンシェルジュも、ゲストのためにというところが少し見えにくい、硬い印象でした。

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