one day one night 那覇 (8) 「沖縄第一ホテル」の朝食の続き

スポンサーリンク

「沖縄第一ホテル」で食べた朝食、覚えている限りのことを書いておきます。
(半分以上は忘れてしまったかも、ですが・・・)
まずこれはオクラ、トマト、卵焼き、島人参などが超薄口の醤油味で優しく合わされています。
次はオオタニワタリの新芽。
オオタニワタリとはは観葉植物にもなるシダの仲間。
たぶんこれはヤエヤマオオタニワタリと言われているもののようで、八重山諸島では、特にこの新芽などが食用に多用されているそうです。
天麩羅やチャンプルーの材料としてもポピュラーなんだとか・・・。
そして、前回も触れたゆし豆腐です。
豆乳ににがりを入れただけで、枠に入れて固める前の柔らかいおぼろ状の豆腐。

置いてある醤油一たらしと、かなり辛い島唐辛子をほんの少し添えて・・・。
これは美味しかった、ほろほろと崩れる豆腐の優しさと、何とも上品な薄味のお汁。
若い頃はこういう旨さってなかなか分からなかったよななんて、しみじみ思っちゃったりしました。

で、これも前回触れた自家製パン。
ウコンと紅芋が練りこまれたパンで、焼き加減もちょうど良い状態で出されます。

ジャムもほぼ自家製と・・・。
ブルーベリージャム、はちみつ、そして僕がお土産に買って帰った黒糖白ごまジャム。
大鉢から付け放題なのも嬉しいところです。
これも前に書いた3種類のドリンク。
シークワーサーでお目々ぱっちり、口さっぱり、そして胃袋も動き始めます。
長命草は、前回も書いたように沖縄や八重山諸島では万病に効くという薬草、そのジュース。
豆乳はこれまた優しい味、体に栄養分がしみこんでいく感じです。
今度はたくさんある小鉢。

上段には左から、宮古のぜんまい、もずく酢、ヘチマ・紫キャベツ・大豆と並んでいます。
下段はハンダマと呼ばれている沖縄野菜。
では、一品ずつ覚えていることを・・・。
これは長命草のお浸し。

前にも書きましたが、癖になりそうな味で、いかにも体に良さそうな感じがプンプン。
どの皿も素材の味を殺さず、それぞれに繊細なプロの手が加えられています。
トロトロに煮込まれたヘチマも生姜が効いて、これもなかなかの美味しさ。
ヘチマなんて関東じゃあまり食べないですからね。

酢に漬けられすっかり柔らかくなった大豆もヘルシーでした。
お馴染みのもずく酢。

「もずくって心臓病に効くって沖縄では言われているんですよ」などと給仕の女性がいろいろ教えてくれます。
宮古産のぜんまい。

甘めの味噌との相性がばっちりでした。
これはハンダマです、本土では水前寺菜とか言われているもの。
沖縄ではよく家の庭先で育てたりしているそうです。

主にお浸しや天麩羅、サラダなどで食べる植物のようですが、熱を加えるとぬめりが出てくると・・・。
ハンダマの紫色はアントシアンで、鉄分も多く含まれていることから、沖縄では古くから血の薬、不老長寿の薬といわれ、増血、止血、貧血に効果があるとされていると聞きました。

タイトルとURLをコピーしました