飲茶大好き叔母のリクエストに引きずられて、中々高級広東料理が食べられません。
でも他の同行者は、深くも考えずにお付き合いをしてくれ、どこの飲茶もそれぞれに美味しいと言ってくれています。
ツアコンとしては(笑)嬉しい限りです。
食事の順番は狂いますが、銅鑼湾の「西苑酒家」にも行ってきたので、今日はそこの報告です。
もちろんこのエリア、ショッピング命の叔母様が欲求も相当に満たしてくれますからね(笑)。
この店の飲茶の特徴としては
「no MSG」(化学調味料を使わない)
「夕方まで休みなく飲茶メニューがある」
ということだと思います。
あとこの店を選んだ理由の一つに、前日「添好運」で食べて感激した「酥皮焗叉燒包」、確か似たものをここで以前に食べた記憶がある、もしかしてここの方がオリジナル?あるいは美味しかった?と、それを確かめたいということもあったのです。
元々、ここの叉燒は人気でした。
特にジャッキー・チェンの大好物とされる大哥叉焼(兄貴の叉焼)は、売り切れの日も多いほど・・・そこの叉焼を使った点心もまた、僕の評価は高い店なのです。
お茶の注文もそこそこに、ウェイターに「大哥叉焼」と叫びます。
すると今日はもう売り切れ、と・・・え~~~~っ!超残念。
ま、仕方ないかもしれません、クリスマス時期の夕方4時前の注文ですから・・・。
じゃ、「酥皮焗叉燒包」のオリジナルかと思われた「雪影餐包」は?
何と、それも売り切れ、と・・・。
超残念(号泣→怒)。
仕方がないので普通の(笑)叉燒包を注文します。
もちろん叉燒餡は申し分なく、皮も最高、当たり外れの少ないこの点心の中でも最も美味しい叉燒包でした。
叔母様達の評価も高かったです。
でも、でも・・・・あぁ、返す返すも残念です。
焼売はまずまず。
で、僕が「雪影餐包」の売り切れに落胆しているのを見て、ウェイターがこれを進めてくれました。
名前には確かに同じ「雪影」が付いていて、作り方は同じ、でもこちらは中にアーモンドのクリームが入っている甘い点心でした。
焼きたてさくさくの表面には砂糖もかかっていて、噛むと中からは同じく熱々のアーモンド(カスタード)クリームが・・・。
これがまた最高、ますます近いうちにリベンジしなくては、です。
この店、売り切れの品続出に不満はありましたが、味的には本当に美味しい店、叔母様方も大満足だったようです。
レストランから出て近くにあった、こうしたいかにも中国中国したお土産物屋でもお買い物。
客層も、周囲のショッピングセンターにいる人とは違う感じ。
でも叔母達はその雰囲気に負けずに堂々と日本語で「これ何?」とか店の人に聞いたりしています。
結局甘いものかどうかくらいしか分からなかったのですが、「日本のおばちゃんパワー恐るべし」でした(笑)。