僕が搭乗したキャセイパシフィック航空CX505便は、A330の旧型。
ま、JLの香港線シートとそう大差のない旧世代のビジネスクラス・シートです。
席の埋まり具合は2/3くらい、チェックインの時お願いしたように後方の席ですが、隣席がブロックされた席に・・・。
シートピッチはあまり長くないので、お隣に人がいないと、とても開放的で余裕が生まれます。
CXさんに深謝。
黒服のインフライト・マネージャー(CXではチーフ・パーサーをそう呼ぶようです)がじきじきに挨拶に・・・フィリピンの方でした。
紫色の服を着たパーサー、赤い色の普通の(?)FA、すべてが僕を名前で呼んでくれます。
この辺はJLより徹底しているようです。
各種機内サービスはスピーディーで、手馴れたもんです。
(ただ、この成田・香港線ではウェルカム・ドリンクにキャセイ・デライトのようなシグネチャー・ドリンクは選べませんでした)
JLほどベタついていなくて、でもそこはアジア系エアライン、適度なホスピタリティーもしっかりあって、僕はCXのビジネスクラスのサービスは割りと気に入りました。
メニューの表紙はカラフルで美味しそう、機内雑誌は新品がビニール包装で置いてあります。
でも、実際の機内食は微妙です・・・。
テーブルクロスが敷かれて、前菜のトレイが置かれます。
鴨肉のスモーク、焼きトマト、ヤギのチーズ、レッド・オニオンのコンフィ。
ミックスサラダ、和風胡麻醤油ドレッシング。
それに蟹肉入り蕎麦というラインナップです。
パンは日系エアラインにはないガーリック・トーストが選べます。
メインはワゴン・サービスで、魚、肉、パスタからの選択です。
僕はクエ鯛(ガルーパ)のピリ辛味噌焼きを選択、脇に栗ご飯と茄子が付いていました。
はっきり言って「ミールの美味しいキャセイ」というイメージは、もう「無い」です。
どれも味付け的にも、質的にもイマイチです。
不味くもありませんが、美味しくもありません(苦笑)。
CXさん、、ちょっと節約しすぎじゃないでしょうか、機内食に。
メインの後は、チーズとフルーツのワゴンが・・・。
最後にハーゲンダッツのアイスクリーム(大き目のサイズで、種類を選べます)とチョコレート、そして飲み物です。
僕はキャセイ名物の(といっても去年くらいから?)の香港式ミルクティー(Hong Kong style milk tea)をオーダー。
前にも書きましたは、これの素のリプトンのスティックも香港で発見したので、ごっそり買ってきました。
疲れた冬の夜には最適のホット・ドリンクとして、このところ我が家は大量消費中です。
食事の後は機内は暗くなり、映画タイムに・・・。
でも、この機材のシート・テレビ、しょぼすぎです。
モニターは小さいし、画質も悪い。
織田裕二の「アマルフィ・女神の報酬」を見るも、ものの10数分で、眠りに落ちてしまいました(笑)。