年末年始は香港・ドバイ (27) ドバイメトロ

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予定していたスパをあきらめたので、時間が出来ました。
で、ドバイ・メトロの体験乗車に、方針変更です。
昼には、急遽奥さんにメールで頼まれたスパイス(サフランなど・・・行く前は要らないって言ってたのに・・・)を買いに、スパイス・スークに行き、どこかでランチを、そして「ラッフルズ・ドバイ」をチェックアウトして、次のホテルに移る予定・・・今日も相変わらず目一杯の行動予定です(笑)。
中東初の都市交通であるドバイ・メトロについての詳細は
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AD
をご覧ください。
何しろ、三菱商事、三菱重工業、大林組、鹿島建設、トルコのYapi Merkezi社の計5企業によるジョイント・ベンチャーによって受注されたビッグ・プロジェクト、当初の計画での総予算は3000億円でしたが、度重なる計画変更により最終的には7200億円にも達するとも・・・。
原因は、路線の延伸や駅の増設、デザインの変更などとのことで、実際、このドバイ・メトロ、オープンしたとはいえど、まだまだその一部だけが・・・であることは事実です。
で、この駅(金色使いがいかにもドバイですね、笑)が、宿泊している「ラッフルズ・ドバイ」から一番近い、といってもタクシーで行くしかないですが「アル・ジャフィリヤ」(Al Jafiliya)という駅・・・一面の野っぱらの中に忽然と現れます。

チケットの購入、入場方法などは、ほぼ世界共通なのですが、料金体系がゾーン別に分かれていたり、日本で言うグリーン車にあたる「ゴールド・クラス」があったりで、ちょっと複雑です。
ま、僕はドバイ在住者でも、このメトロを頻回に使うわけでもない、ただの「体験乗車」が目的ですから、一番単純なチケットを買います。
チケット売り場の係員は英語対応OKで、出身国によって訛りの強さに違いはありますが、概して親切で、どの切符が良いかきちんと教えてくれます。

駅の名前は沢山書いてありますが、実際にオープンしている駅はまだ少ないです。
夏は灼熱の国、駅は完全エア・コンディション付き、外気は全く入らないように出来ています。
プラットフォームにも係員は複数いて、ツーリストと分かると親切に色々教えてくれます。
僕が話した人は何とネパールからの人、英語がとても流暢でした。
車内は快適そのもの、揺れも騒音も皆無です。
さすが日本製?(笑)
アナウンスや車内表示は、アラブ語と英語の併用で分かりやすいです。
これは普通車の方、アラブ語のディスプレイがなければ、日本って言ったって通じるくらいですよね。

いくら体験乗車といってもただ乗るだけでは・・・と言うことで、行き先は「モール・オブ・エミレーツ」駅にしました。
そこは比較的最近出来た巨大ショッピング・モール、高級ブランドから屋内スキー場、スーパーの「カルフール」まで、ここだけで一日遊びつくせる所のようです。
で、帰路は今度は「ゴールド・クラス」を使って、帰ってきてみました。
値段は普通車の倍、1車両だけですが、さすがにここは空いています。
別に絨毯敷きとか壁が金色とか(笑)ではなく、ただ座席がゆったりとやや上質なものになっているだけでした。

ゴールド・クラスの体験乗車は、一回だけで充分でしょう。

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