「フィオレンティーナ」vs「ジャン・ポール・エヴァン」

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最近食べたチョコレート系のケーキを。
まずはこれは六本木の「フィオレンティーナ・ペストリー・ブティック」製の今話題の「モード」というケーキ。
何故、「話題」?
その理由は、2009年の10月、パリで開催された世界一のショコラティエを決める「ワールド・チョコレート・マスターズ2009」に日本代表として出場した平井シェフ(「グランドハイアット東京」)が強豪国をおさえて見事に優勝し、世界一のショコラティエとなり、その優勝作品がこの「モード(MODE)」というチョコレート・ムース・ケーキだからです。
もちろんホールもありますが、僕はカットされたもの(700円)を・・・。
全体のトーンをヘイゼルナッツでまとめていて、ヘイゼルナッツのビスキュイ、ヘイゼルナッツ風味のチョコレート・ムース、アプリコット風味のホワイト・チョコレートなど、全部で9層からなるケーキ。
いかにも日本人らしい繊細で精巧なケーキで、テクスチャーの違いも含めて、良く考えられている、それでいてもちろん美味しいチョコレート系ケーキ・・・人気の程が良く分かります。
そこへ行くと、先日奥さんと待ち合わせをした「ジャン・ポール・エヴァン」の「バー・ア・ショコラ」(@新宿「伊勢丹」)で食べた「グアヤキル」というチョコレートケーキは、いかにもフランスらしい濃厚で重厚なものでした。
やや固めのチョコレート・ムースはビターなもの、スポンジにはアーモンド風味のチョコレートが使われています。

ショコラ・ショ(ホット・チョコレート・ドリンク)も飲みながらのチョコレート・ケーキだったせいか、無骨な濃厚さの中にもきらりと光るセンスを感じるこちらよりも、日本らしい精緻な工夫が一杯の「フィオレンティーナ」製の方が、より好みに感じられました。

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