パリ・ビギナーズ・ノート (1) 成田からJL405便でパリへ

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お待たせしました。
僕が何十年ぶりかに訪れたパリとヴェルサイユへの旅行レポートの開始です。
フランスについては本当に何も知らない状態での個人旅行だったので、今回の報告はパリ初心者の覚書ということで「パリ・ビギナーズ・ノート」と題してみました。
前にも書きましたが、僕の今回の5泊7日の旅行は、いわゆる「リフレッシュ休暇」のようなものでひねり出した1週間、ちょうどその間に僕のXX回目の誕生日も迎えます。
一度外国で誕生日を祝ってみたいという希望もあったので、その辺も組み込んでのスケジューリングでした。
(あ、いま思い出しました・・・10年以上前に韓国の「グランドハイアットソウル」のクラブ・ラウンジで、ラウンジ嬢とウェイターに突然「ハッピー・バースデイ」と歌われ、一人では食べきれない大きなホールのケーキをいただいたことはありました・・・遠い眼)
で、今回の旅行は僕一人、奥さんは僕のおふくろさんの世話があるので、長い留守は出来ないのです。
取り合えずお土産を沢山買ってくることを約束しての(笑)一人旅です。
チケットはJALの「ビジネスセイバー週末28」、往復共にJALから毎年もらうアップグレード・ポイントを使ってファーストクラスにアップグレードです。
つまり34万5000円(プラス諸税27980円)が、アップグレード・ポイント(往復で24ポイント必要)の利用で、ファーストクラスの222万3300円(プラス諸税同額)という値段に化けてしまうのです。
これがJALのアップグレード・ポイントの一番正しい(お得な)利用法だと思っています。
1ポイント当たり7万8000円以上の換算になりますからね。
成田空港での手順はいつもの通り。
銀行でユーロに両替(1ユーロ=126円強)、JCBのカウンターで濡れティッシュ(笑)とショッピング・パスポートをもらいます。
ま、JCBはメイン・カードではないので実際にはほとんど使いませんが、海外各地のJCBデスクは、個人旅行者には強い味方になることがあるので、そんな意味でもJCBカードは持ち続けているんです。
(でもこの空港カウンター、確かこの6月かなんかで閉鎖になるはずでしたよね)
チェックインはファーストクラス・カウンターで待たずにすぐ・・・パリ行きはトランクに鍵がかけられます。
セキュリティーのファスト・レインからイミグレ、JALのラウンジまですべてで所要時間3分くらい、こういうストレス・フリーに慣れてしまうと、空港が普通程度に混んでいてももう地獄に見えてしまいます。

僕の乗るJAL405便パリ行きは午前11時の出発、JAL便は10時過ぎくらいの出発便が多いので、ラウンジはかなり混んでいます。
この盛況振りを見ると、JALの搭乗率が10%以上も下がっているようには見えないのですが・・・。
もちろんここで朝ご飯、しっかりいただきます。

和食・洋食ごちゃ混ぜで・・・「スープストックトーキョー」の冬野菜の西京味噌風味のスープとオニオンスープ、「メゾンカイザー」のパン辺りは相変わらず美味しさです。

「キルフェボン」のクッキーと、まだここにはあった「ドライ納豆」をつまみながら、新刊本サービスの単行本とJALガイド「パリ」というガイドブックをいただいて・・・。
ラウンジ入室時に予約しておいたマッサージを受け、奥さんに頼まれていた免税品も受け取り(電話予約でもらえる小物プレゼントが嬉しいらしく、彼女は電話予約派です、もちろん「JAL DUTYFREE」ですからJALカードでの10%OFFも忘れませんよ)、今度はエレベーターで一つ上の階のラウンジに移ります。
何故って・・・ここの方が圧倒的に静かだからです。
少しネットでパリ情報を見たりしていると、もう搭乗時間も近くなってきています。
出発は92番ゲート、サテライト側からです。
ゲートに着くと、ちょうどボーディング・アナウンスが流れるところ。
パリ行きのJAL405便は、ボーイング777-300ERのW73タイプです。
ファーストクラス・シートは1-1-1の3列というコンフィギュレーションで全9席。
個人的に一番好きな席が取れたので、そこに・・・。
今日はお子さん連れのご家族(4人でしたから、正規に払えば飛行機代だけで900万近くかかりますね!)とビジネスマン風の方数名と僕、空席は1席のみでした。

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