「パークハイアット・パリ・ヴァンドーム」の親切な日本人レセプショニストに部屋まで案内されます。
僕がアサインされた部屋は2階、日本で言うと3階という低層階です。
(エレベーターには6階までボタンがありました)
ドアをカードキーで開けると、そこにはこんな部屋が・・・。
う~~ん、良い感じですぅ。
全体的にすごくアーティスティックな感じの部屋・・・木とシルクとブロンズのコンビネーションが妥協を許さないエレガントさと、それでいて充分に感じられる温かみと共存していて、さすがさすがのルーム・デザインと思いました。
ただ、狭くない?
そう、多分30平米位しかないでしょうね、これでは。
(とにかく無料宿泊ですから、この部屋、このホテルで一番下のランクの部屋だと思います)
でも、そのハンデを補って余りあるのが、この部屋の天井高、何と3メートル近くはあるのでは?というとんでもない高さです。
その高さと窓、四方八方に貼られた鏡のせいで、開放感も生まれ、充分な広さが確保出来ているようには思わせてくれます。
(日本人レセプショニストによると、天井が高いのは、この2階だけだそうです)
色使いも何とシックなこと、それにベッド周りはすべてが実に肌触りの良い上質なもので埋め尽くされています。
複雑なことは出来ませんが、両ベッドサイドに、各種スイッチ類があります。
やっぱり、ここに2人寝るとすると狭いかなあ?
ベッドは実に良いベッドですが、サイズ的に小さめです。
僕のように一人なら、全然余裕ですが・・・。
一人用の椅子と、ビジネス用のデスク。
やはりここは一人で泊まる部屋なのでしょうか?
確かにハイアットのウェブには「キング」ではなくて「クイーン」の教示がありましたからね。
TVは「バング&オルフセン」、リモコンは例の重いやつです。
画質は悪くありませんが、最新のものではありません。
浴室とクローゼット・エリアとは大きな重いドアで仕切ることが出来ます。
浴室は日本人にも嬉しいタイプ。
マットな感じのライムストーン貼りに金色のカランを配して、抑えたエレガントさの中に豪華さも演出しています。
浴槽はやや狭め。
白い箱にはへちまが入っています。
掛かっているガウンは、上質な素材のものでした。
バス・アメニティーはもちろんパリの調香師「BLAISE MAUTIN」のもの。
(この人の名前の読み方は?英語読みすればブレイズ・マウティンでしょうか、ネットをチェックしても良く分かりませんでした)
本当に良い香りで、使った残りは日本に持ち帰りましたが、日本の水(あるいは湯)とは相性はあまり良くないようです。
シャワーはレイン・シャワーも併設。
シャワーの切り替えなどの勝手が日本とはやや違います。
また、浴室前の部分は床暖房されていました。
ここは浴室の裏に当たる洗面所兼クローゼット。
この辺もデザイン的には全然手を抜いておらず、鏡も多用した、デザイン性と実用性を上手く融合させたもの。
(鏡に周囲が映りこんでいるので、この写真ではちょっと分かりづらいかもしれませんが・・・)
中央の白くぼかしたところは・・・すみません、僕の顔が映りこんでいたので、消した(ぼかした)跡です(笑)。
鏡に映っているように、洗面台の向かい側にラゲッジ台、ハンガー、引き出しなどがありクローゼットになっています。
それにしてもこの部屋、鏡が多いので、ハウスキーピングの人は大変でしょうね。
タオル・ウォーマーも完備。
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引き出しには・・・あ、使い捨てスリッパがありました。
この間、僕が泊まった今回の3つのホテルには使い捨てスリッパはなかったとどなたかのレスに書いてしまいましたが、僕が気に留めてなかっただけで、ここにちゃんと写真として残っていました。
すみません。
ミニバーはシンプル。
電気ケトルもありません。
超高級ホテルはたいていこうです。
つまりその手のもの(コーヒーとか・・・)が欲しい時は、ルームサービスで頼めということでしょう。