パリ・ビギナーズ・ノート (24) 美味しいもの有名店@セーヌ通り

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サンジェルマン・デ・プレを「サンジェルマン・デ・プレ通り」に沿って歩いてみます。
反対側の「ビュッシュの市場」や「ダ・ローザ」(後で行くことになります)も気になりますが、僕はセーヌ通りで右折、日本でも人気の「ピエール・マルコリーニ」のショコラティエに・・・。
本当に高級感覚の店内、残念ながら基本的に日本の店と同じようで、ここでは何も買いませんでした。
日本茶や和菓子の「寿月堂」を横目に、ここも日本で店舗展開している「ジェラール・ミュロ」に・・・。

とにかく忙しい店で、客足がまったく途切れない人気店です。

ここでは評判のケーキをではなく、今夜用の食事のテイクアウトをしようと思っているのです。
今夜は、パリではなくヴェルサイユに移動しての宿泊、これからの昼も割りとしっかり食べるつもりなので、夜にヴェルサイユでちゃんとしたレストランに行くお腹の余裕がない気がするのです。
だから、ここでお惣菜のテイクアウトを・・・そんな考えです。
さて、僕の超初心者的簡単フランス語と英語で無事買い物が出来るでしょうか(笑)?
OKです、大丈夫です。
僕は買いたい、向こうは売る・・・構図は決まっているのですから、挨拶をしてから欲しい物を「ラ、ラ」と指さして、親指を一本立てて「アン」(1)とか個数を、 2個なら人差し指を立てて「ドゥ」とか言えば、完全に通じます。
お惣菜をグラムを買うときは、ちょっと大変かも・・・。
「ラ」と指差してもガラス・ケース越しなので店員に上手く伝わらない時は、指でもっと右のとか左とかゼスチャーします。
目的のものに当たったら、グラム数を言います。
僕は一人なので、適当に100グラムくらい・・・「ラ、サン・スィルヴプレ」で本当に通じちゃいました(笑)。
(「サン」は100です)
アスパラガス(本当に美味しそうな、超太いやつ)とか具沢山のサンドイッチとか買い込みます。
レシートをもらって、それをレジにもって行きます。
レジの隣はパン売り場。
レジのお兄ちゃんに「アヴェック・サ?」(他に何かご一緒に?)と聞かれたので、何かフランス語で会話出来ることはないかと必死で探して(笑)、パンのケースから「パン・オ・レザン、スィルヴプレ」(レーズン入りのパンをお願い)と、もちろん親指で「アン」と付け加えます。
すると笑顔で「ウィ、ムシィユ」とくるではないですか・・・やったぁ!通じた!(笑)
そこでカードで支払い、レシートを持って惣菜売り場に行くときれいにパックされたお惣菜が出てくるという仕掛けです。

もちろん袋を受け取る時に、「メルシィ・オーボワ」と言えば、笑顔も返ってきます。
「俺ってもうパリジャンじゃん」とか馬鹿なことを考えながら(大笑)、両手一杯の荷物を持って、タクシーでホテルまで上機嫌でご帰還です。
この後ホテル近くのビストロでランチ、お世話になった「パークハイアット・ヴァンドーム」をチェックアウト、今度はパリ郊外のヴェルサイユに移動するのです。

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