パリ・ビギナーズ・ノート (52) 懐かしの「アンジェリーナ」も再訪

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前回の「パリ・ビギナーズ・ノート」でshackinbabyは
さ、次は・・・朝が簡単だったので、何かちょっと口に入れたい気も・・・そうだ、近くに「アンジェリーナ」がある(笑)。
僕と奥さんがXX年前のハネムーンで行ったあの懐かしの「アンジェリーナ」、あの時泊まったのはそのお隣の「ムーリス」だったっけ・・・若かったのに、ずいぶん背伸びしたものです・・・そう「アンジェリーナ」で本店のモンブランを食べてみよう(笑)

と書きました。

ということで、もう日本各地に支店のある「アンジェリーナ」の「サロン・ド・テ」本店(1903年創業!)で、モーニング・ブレイクです。
時間的には午前10時ごろというちょっと中途半端な時間、でも入り口右のショップのショウケース内にはすでにフル・ラインナップのスイーツ類が勢ぞろい、お客さんもここだけで6~7人はいるという盛況振りでした。

奥の「サロン・ド・テ」も、かなりな席数があるのに、ほとんど満杯状態。
たいていの人はクロワッサンとコーヒーなどの朝食をここで取っているようです。
雰囲気はモダンさも少し入ったクラシカル・ゴージャスといった路線、きっと最近リニューアルされたのでしょう。
僕らがXX年前のハネムーンで訪れた時の印象、天井が高い、豪華だけれど全体的にやや暗めな感じがしたあのイメージは今はありません。
モダンに変身しています。

でもここで働くスタッフはどの人も「ここで働いてXX年!」(笑)って感じの超ベテラン・ギャルソンばかりです。
英語も十分に通じます。
聞けば「モンブラン」一つでも大歓迎と・・・。
お昼には某有名店でランチの予約も入っています。
ここでお腹を一杯にするわけにはいきませんよね(笑)。

「モンブラン」は一つ6.9ユーロ。
見た目は日本のものとほとんど同じ、でも意外なことに日本ののほうが美味しいかもしれません。
まず上のマロン・クリームがやや固まっていて作りたて感がない、初めて食べた時に感じた、中の生クリームの牛乳臭いほどの濃厚さがない、さらっとしたクリームな感じ・・・残念ながらXX年前に食べた感動はありません。
でも良いんです。
僕も変わりましたし、ここの「モンブラン」も時代に合わせて微妙に変わってきているのでしょう。
今日ここに来れなかった奥さんのために携帯でも写真を一枚、すぐに奥さんんに送りました。
彼女の返信は
「え~?こんな感じのところだったっけ?本場のほうが美味しい?」
でした(笑)。

この後は少し端折りますが、もう歩き慣れたオペラ地区を再度あちこちうろつき回ります。
「オペラ座」(パリ・ガルニエ)も、この日は素晴らしい天気に良く映えていました。
このすぐ裏に位置するパリの「ユニクロ」も、日本では考えられないような素晴らしいパリ風の建物に入っています。

この後もあちこち歩きに歩きます(笑)。
今晩には日本への飛行機に乗るので、今日まで買わないでおいたお土産用のマカロンも買わなくては・・・もちろん今では日本でも買えるのですが、マカロンと言えば「ラデュレ」でしょうということで、「ラデュレ」のシャンゼリゼ店へ。

さすがは「ラデュレ」ナンバー・ワンの人気店、僕が以前行ったボナパルト店とは大違いの客の多さです。
店の女性達はフル回転、丁寧ですが超素早く、マカロンをそしてケーキを詰めていきます。
なるべくマカロンの形を崩さないように専用の化粧箱に入れてもらいましたが、残念、どうしても角が・・・(涙)。
でも美味しさは抜群,やはりマカロンは「生もの」ですね。
出来立てが一番美味しいです。
これを食べてしまうと、もう日本のマカロンは食べられません。
そのくらい出来立てのマカロンは最高のパリジャン・スイーツでした。

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