パリ・ビギナーズ・ノート (最終回) JAL406便、ファーストクラスで帰国

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僕の乗るJAL406便は、パリのシャルル・ド・ゴール空港を19時20分に出発、成田には翌日の14時10分の到着予定です。
飛行時間にして11時間半以上、長~いフライトです。
でも、今回は飛行機代にお金をかけていて(その分、ホテル代はポイントを使った無料宿泊ばかり・・・)(笑)、購入したのはディスカウントのビジネスクラス、そこからアップグレード・ポイントを使ってファーストにアップグレードしてありますので、そんな長丁場もさほど苦はないはずです。

機材は往路と同じスカイスリーパーソロ、登場してもう随分たつ機材ですが、最新のJALスイートと比べても、その占有スペースの広さでは、まだまだ贅沢感はあります。
ここでは照明の関係でやや黄色味が目立ってしまっている革張りのシート、実際にはもう少し薄いクリーム色で・・・でも何とはなく経年を感じさせるのも事実です。
サービスはいつものJALのファースト、何の文句もありません。
(チーフパーサーは搭乗前のラウンジまで挨拶に来てくれます)
ただ出される食事系は、往路と比べると、ファーストといえどもかなり簡素な感じが。
上のおつまみも、下の座付も、随分貧相に見えません?
海外発の便の和食はどうしても??なことが多いのは分かっているのですが、やはり1週間フランス料理を続けていると、どうしても和食を選んでしまいます(笑)。
鮭の燻製、とろろ芋のイクラ乗せ、フォアグラの香り蒸し、海老チーズ寿司、菊花大根、鰯の酢漬け、若鶏の胡椒蒸し、牛肉香草焼き、切干大根・・・などが並び、
台の物は銀鱈の照り焼きです。
量的にもう少し食べたかったので、アラカルトメニューから梅切り蕎麦も追加しました(笑)。
全体にパリ発の便なんだから、洋食にしたほうが良かったかな?って思う食事でした(笑)。
もちろん全然「悪くはない」のですが・・・ね。
最後の和菓子は、ビジネスクラスの饅頭みたいなものとは大違い、これは和みましたね。あぁ日本だ、って(笑)。

食事の後はシートをフルフラットにして、ただただ寝続けます。
途中で水分補給しただけで、6~7時間は寝られたでしょうか。
これだけ寝ても腰も痛くならないのは、ファーストの特権でしょう。
2食目は、和食セットから鮭の塩焼きを抜いて、アラカルト・メニューから鶏のつくねを付け加えて、作ってもらいました(笑)。

納豆とかいくらの船盛りなんてのが食べられるのは、日系エアラインの醍醐味ですね。
あとこの海苔の袋のこの置き方、もう10年くらいこうだったと思いますが、これを見ると、あぁ、JALのファーストに乗ってるぅ、っていう気になります(笑)。
小額のコインは、いつもの様に機内でユニセフに寄付しちゃいます。
成田には定刻よりやや早く到着、前にも書いたように、同じ便のビジネスクラスに乗っていたスケートの浅田真央ちゃんを待つ報道陣の前を僕は一番で通り過ぎ、真央ちゃんとはシャトルでほぼ隣同士でした。
化粧を落としたジャージ姿の彼女は、全然普通の女の子、ただ姿勢だけは素晴らしく良かったですけれどね・・・。
イミグレも荷物もすぐにOK,あぁ、今回も最初から最後まで快適な旅行が出来ました。
帰りのリムジンバスの中から見た建築中の東京スカイツリー、今度この道を通る時にはどれくらい高くなっているでしょうか?
長々とこの連載にお目を通していただいて、本当に感謝・感謝です。
(写真も500枚以上、貼り付けてあります)
有難うございました。
これは僕の日記というか記録でもあるのですが、この中から皆様の今後の旅行のお役に立てることが一つでもあれば、最高です。

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