チェンマイは小さな町なので、市内のお寺を回る分には、移動にほんのわずかな時間しかかかりません。
トゥクトゥクは2時間200バーツで借り切ってありますから、ガイドこそいませんが、ほぼツアーと同じです。
トゥクトゥクは小回りも効くので、途中の写真スポットで降ろしてもらったり、コンビニにも寄ってもらったり・・・思った以上に便利でサバイサバイでした(笑)。
(ただし排気ガスが超苦手な人は駄目かも、です)
2時間コースの最後のお寺はこの「ワット・スアンドーク」、本当にお寺によってそのスタイル(外観)も変わりますね。
ここはランナータイ様式の建物なんだそうです。
例によって、物の本によると
「スアンドーク寺院は、1383年クゥナー王によって建てられた寺院で、北部タイで最も規模の大きな本堂には、青銅の大きな仏像が安置されています。広々とした境内に建つ仏塔群には、ランナータイ王国の、歴代の王の遺骨が納められていると言われています。また、ドイステープ寺院と同じく、仏陀の遺骨が納められている事でも有名です。」
とあります。
体育館のように広い大伽藍、白と金色が青空に映える、空に向かって伸びる仏塔、いくつもの青銅製の鐘、緑の芝生・・・僕の他には誰の姿も目に入らない静かな静かな「ワット・スアンドーク」・・・何か僕はこのまま異次元の世界に吸い込まれていきそうな不思議な感覚すら覚えてしまいます。
中は涼しく、外は猛暑・・・どういうわけかお坊さんも誰一人見当たりません。
このお寺を見終わる頃に出発からちょうど2時間、トゥクトゥクでワローワット市場まで送ってもらいます。
時間は2時間を少し過ぎなしたが、そんなことはマイペンライ(気にしない)(笑)、200バーツでにっこりされます。
さすがに市場周辺は大混雑、客待ちはトゥクトゥクだけではなく、こうしたサムローもまだまだ沢山スタンバッていました。