時間は夜の11時半ごろ、まだ香港のMTRは動いているはずなので、深夜の香港の下町探索にでも出かけてみよう・・・でも、どこにしよう?・・・近くの佐敦とか油麻地?
絶対まだ賑やかなはずの旺角?
もう少しディープな太子?
ま、どこでも良いか・・・とりあえず行き当たりばったりで・・・(笑)。
ホテルからすぐそばのD2の口からMTRの尖沙咀駅にすぐに入れます。
そういう意味でもこの「ハイアットリージェンシー香港・尖沙咀」というホテルは本当に便利です。
で、結局降りたのは、この時間でもまだまだ人の乗り降りが圧倒的に多い旺角(モンコク)。。
有名な女人街はもう終了気味で、屋台の取り壊しも始まっています。
気楽に入れそうな店が沢山開いていますが、なかなか「ここ」と直感するまでの店には当たりません(笑)。
そんな中で、もう何度も来たことのあるこの「許留山」が一番混んでそうに見えたし、実際この時間でも入り口に小さな行列まであったので、まず味に間違いのないここで果物系香港スイーツで夜食・・・ということにしました。
この店、とにかくメニューは豊富ですが、日本人はどうしてもマンゴを選んじゃいがちですよね。
僕もそう、どうしても眼がマンゴ・スイーツのほうに行ってしまいます。
そんなわけで今日のオーダーは、マンゴ・デザートの盛り合わせ、英語の表記で「mango platter」というものに・・・。
どうです、これでHK$36(日本円で400円ちょっと)ですよ。
日本人が大好きなマンゴ・プディングがHK$29,イチゴを脇に飾ったのがHK$35ですから、これはそれらに比べるとすごく「お得」なメニューだと思います。
マンゴ餅とフレッシュ・マンゴ、マンゴ白玉、それにマンゴ・アイスと「ところてん」(?)という3皿構成で、どれも完熟マンゴ満載でうま~~~い!(笑)です。
この店は外国人にも慣れているので、すべてに無問題(モーマンタイ)。
やはり、この店、香港スイーツの王道ですな。
さぁ、次はどうしよう。
お店を覗き込んだり、コンビニに入ってみたり・・・僕、こういう当てもないぶらぶら歩きは大好きです。
香港だから、深夜でもそう危険は感じないし・・・それにさすがに深夜、思ったほどの湿気もないので、気持ち良く歩けます。
マッサージはどうだろう?
この辺には沢山のマッサージ店があって、あちこちにネオンサインが光っています。
でも、何か「怪しい」感じがします(笑)。
だって店の名前が「一夜情」とか言うんですよ、僕の頭の中でアラームが点滅します(笑)。
マッサージは止めておこう、今日は食欲だけにしておこう・・・(大笑)。
時間は深夜0時半過ぎ、明かりをつけている店もそろそろ少なくなりつつあります。
そんな中でまだ入り口に人が溜まっている店を発見、あ、「発記」です・・・知ってます、この店。
僕が「楊枝甘露」では、ここが一番美味しいと思っている、ここも香港スイーツの名店です。
でも、マンゴはさっきもう食べたし、他に何か香港らしいスイーツをここでもう一回食べてホテルに帰ろう・・。
この店もメニューは膨大で、なかなかどれにするか決まりません。
仕方がないので、候補の2つを両方ともオーダー(笑)。
深夜なのにね・・・(笑)
最初のは、注文を受けてから焼いてくれるドリアンのパイ・・・もうテーブルの1メートル前からドリア~~~ンって匂い(笑)が強烈です。
で、これがまた美味しいホット・デザートなんですよ。
ドリアンが果物からジャムになりかかるかの感じが最高です。
もう一つはヘルシーに豆腐花。
豆腐花も、香港や台湾ではポピュラーなスイーツですよね。
自宅でもにがりと豆乳で割りと簡単に作れちゃいますが、出来はこうは行きません。
プロの豆腐花は、大豆臭さが全くなく、きめが細かくて「ふるふる」しています。
口に含むと「ふわふわ」でちょっと「つるり」とした口ざわり、暖かくも冷たくもオーダーできますが、僕は冷たい方で小豆(広東語では「紅豆沙」と書きます)掛けのものを・・・。
この小豆餡、日本のと違って甘みが少なく、豆の味が引き立っています。
全体にあっさりした甘みでヘルシ~~!ってスイーツですね。
一つは暖かいこってりしたドリアンのパイ(HK$37)、もう一つはあっさりのヘルシー・デザート(HK$22)・・・今日も色々なデザートを食べられました。
しっかり歯を磨いて、寝ることにしましょう(笑)。