シンガは仕事だよ (5) マリーナ・ベイ・サンズ(Marina Bay Sands)

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前回そのカジノ部門を紹介したシンガポールの複合エンターテインメント施設「マリーナ・ベイ・サンズ」、ホテル・ファンとしては、そのホテル部分もしっかり見てきましたよ。
で、このマリーナ・ベイ地区の再開発が進むウォーターフロントに米ラスベガス・サンズ(LVS)が建築した「マリーナ・ベイ・サンズ」ですが、前述のようにカジノの他に、ホテルや空中ガーデン(サンズ・スカイパーク)、エキスポ&コンベンションセンター、イベントスペース、2ヶ所のシアター、ミュージアム、ガラス張りのパビリオン、ショッピング&ダイニングエリアなどを有する巨大な施設です。
取りあえずこの写真をご覧ください。

ネットから拾ってきたもので、たぶん工事の進捗状況から去年終わり頃のものと思われますが、すごいでしょ。
向かって左の3つのタワーの上に全長340メートル、幅38メートルというとんでもない広さの空中ガーデン「サンズ・スカイパーク」が乗っているんです。
何と55階建ての3つのホテル・タワーの頂上を結んでひとつの大きな空中パークを作ってしまったというわけです。
地上200メートルに浮かぶ360度パノラマの「天空の楽園」といった設定でしょうか。
ここには庭園エリア、レストラン、バー、プールなどが出来、法定上の人数として4000人弱を収容出来るといいます。
(噂によると、クラブ・ラウンジもここに出来るそうです)
更に、容量約160万リットルの3つのプールは、200メートルの高さにある屋外プールとしては世界最大規模のものとなるとのこと。
僕ら「高いところ」好き(笑)にはMUSTな場所をであることは、どうも間違いないようです。
(オープニングは6月末とのことですが、まだ具体的な日にちはウェブ上にも出ていません)
さ、ではホテルのメイン・エントランスから入ってゆきましょうか。
ロビーは巨大な吹き抜け空間、オープン当初というのにかなりな混みようです。
ホテルは前述のように55階建ての3つのタワーからなっていて、客室数は約2600。
でも実際には、客室の多くはまだまだ工事中でした。
レストランはほとんどがもうオープンしていて、セレブリティー・シェフの店もオン・パレードです。
アメリカからは、イタリアンの鉄人マリオ・バターリ(Mario Batali)・・・彼の「フードネットワーク」の番組は良く録画してもらってました・・・とか、超高級フレンチからバーやハンバーガー屋までのダニエル・ブリュ(Daniel Boulud)が、フランスからは何とギ・サヴォア(Guy Savoy)までもが出店しています。
日本からは?
シドニーの「TETSUYA’S」の和久田シェフの「WAKU GHIN」がオープン予定だそうです。
(世界で最も予約の取りにくい店の一つといわれていますが、僕はシドニーのパークハイアットのコンシェルジュ経由で予約取れました)
これはグルメ的興味だけでここに出かけても十分なほどの充実振りですね。
どこもピッカピカに新しくてきれいですが、所詮はカジノ・ホテル(失礼)、質感はそう高い作りではなく、カジュアルかつフレンドリー路線です。
ビューはこちらの方向が良いでしょう。
ズームするとマーライオンもバッチリです。
僕が気に入ったのは、この「シンガプーラ・スイート」という部屋。
広い趣味の良いリヴィングに、バーとパントリーが付いています。
ベッドルーム。

総部屋面積にすると120平米くらいはあるでしょうか。
バスルームも広く、最新トレンドを上手く取り入れてあります。
このスイートの良いところは、このホームシアター完備のAVルームの併設。
英語では「AVルーム」とは書いておらず「メディア・ルーム」とありました。
スイートによっては「ゲーム・ルーム」という記載もありました。
ま、後は値段ですね(笑)。
アメリカのカジノ・ホテルのように安「め」だと良いのですが・・・。

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