仕事の合間の香港 (5) 「大會堂美心皇宮」で飲茶

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香港での会議2日目は午前中のみ。
でも会議は僕が予想していたより時間的に遅めの進行で、ホテルのチェックアウトは取りあえずレイト・チェックアウトでお願いしてあるから良いものの、ランチの時間が無くなりそう(笑)。
それは午後2時から別の予定をすでに入れてあるという僕の個人的な理由によるもの(笑)で、「お昼を食べホテルをチェックアウトする」を、どうしても午後1時40分くらいまでに済ませたいのです。
不謹慎にも会議終了の頃のだらだらした次回の予定の説明辺りから僕はロビーに出て、この辺で評判の昼飲茶の店はどこかない?時間があまりないんだけど(笑)・・・現地運営スタッフにそんなことを聞いてみると、即座に帰ってきた答えが、この「大會堂美心皇宮」という店の名前。
場所的には本当に会場からすぐ、ただ時間的にとても混んでいるだろうとのこと、でもそのスタッフは「知っている人がいるから」と親切にも店に電話をしてくれます。
基本的にランチの飲茶タイムは予約など受け付けないようですが(「first come first serve」ということのようです)、何と「何とかテーブルを用意する」と・・・やったぁ、さすがベテラン・スタッフ(笑)。
ということで、かろうじて会議は最後の大拍手まで全う出来て、後は同行者や知り合いの参加者への挨拶もそこそこに、「大會堂美心皇宮」に直行です(笑)。
場所はすぐに分かったのですが、入口周辺にひしめく順番待ちの人・人・人に改めてびっくり。
すごい数の人が待っています。
中もこんな状態。

入口の女性に、さっきのスタッフが裏書きしてくれた名刺を渡すと、数分で黒服が登場、あっという間に隅の隅にテーブルを作ってそこに案内してくれたのです。
(このレストラン、名前の通り「大會堂」(シティーホール)の中にある「美心」、つまり「マキシム・グループ」の店。窓の外からは九龍が・・・と思いきや、見えるのは工事現場のみ)
外国人にも慣れているようで、その黒服が片言の日本語と英語を交えて、どんどんオーダーを取ってくれます。
「急いでいる」というのが伝わっているのでしょうか?
この店、写真のように西洋人の来店も多く、茶器も中国風の土瓶ではなく西洋風な金属ポットで、それもイギリス風に挿し湯のポットと共に登場です。
飲茶のオーダー・スタイルは、伝統的なワゴン・サービスからも、黒服へのオーダーのようにメニューからも出来ます。

点心は香港の広東料理レストランとして普通の美味しさ、やはり北京の某アマンのレストランより美味しいです(笑)。

で、これが今日、僕が食べたかった乳猪(suckling pig)飯。
乳猪とは文字通り「乳飲み仔豚」、その皮をパリッと焼き上げたものを、ご飯と一緒に食べます。
付け合せのソース(店によって違います、ここのは中国風BBQソースって感じ、プラムなど果実系のソースを使う高級店もあります)と茹でた青菜との相性も良く、いかにも香港風なランチを短時間で食べることが出来ました。
値段は詳しく覚えていませんが、日本円にして全部で1300円くらいだったかと思います。
周りのテーブルは、皆さんおしゃべりに花が咲いて、長居しそうな人達ばかりでしたが、僕は超短時間ステイ(笑)、あっという間の会計です。
その後は即「コンラッド香港」に戻り、チェックアウトの準備。
書類鞄などをホテルに預けて身軽になって、いざ香港の自由時間に突入です(笑)。

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