reduced rates! セントレジスホテル大阪 (10) コンフォタブル

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短い滞在だったにもかかわらず延々と10回にも渡って書き連ねてしまった僕の「セントレジスホテル大阪」滞在記も、これで最終回です。
部屋のカウチに横になり、コーヒーではなく部屋に備え付けの日本茶などを・・・ティーバッグですが・・・。
こういう鉄瓶やトレイなども、本当に新品で気持ち良いです。テレビを見たり、読みかけの本を読んだり、またうとうとしたり・・・個人的にはカウチがもうちょっと幅広でクッションが効いていれば最高だったのですが。
昼間の「ザ・セントレジス・バー」も気持ち良さそうです。
ブルーの椅子は夜にも映えますが、昼間だってなかなかのものです。
後ろの絵については「旧知のソウルファン」さんとコメント欄でいろいろ書きあった通りです。

大阪城も、通天閣も、グリコの走る人(?)まで書かれているんですよ。
外はかなりな天気、きっと気持ちが良いでしょう、ということでバーから外のテラスに出てみます。
見上げるとこんな感じ。
ビルとしては全然面白い作りではありません(笑)。
テラスはウッドデッキ、パラソルもちょっとセレブ感があって、その「こじんまり感」と相まって、天気に恵まれれば気持ち良い場所だと思えました。
日本庭園の方はまだ緑が寂しくて寒々しいですが、これは時間が解決してくれるでしょう。
(夜のクラビーなライティングはまた別の表情を出してくれますが・・・)
「セントレジス」名物の「シャンパン・リチュアル」ならぬ「酒リチュアル」用の酒樽でしょうか?
昼間こうしてみるとちょっと場違い、風で下の幕が捲れたり見苦しいこともありました。
(僕には夕方のリチュアルへのご招待も、バーのクーポンもありませんでした。ホテルへご招待なら、ここにも招待して欲しかった・・・でも僕はアルコール嫌いな人間、笑)

「何かお飲みになりますか」と聞かれたので、テラスで紅茶を・・・「ダマンフレール」の茶葉でしょうか、香りの良い紅茶でした。
これはどういうわけか(手違い?)代金を請求されませんでした・・・今これを書いていて気が付きました。

湿度も低く、風もほんの少しあり、実にさわやかな日・・・コンフォタブルな時間を過ごすことが出来ました。

ま、こうしてみるとオープン当初の混雑必至の日に、「文句言い」の僕が書いたこの程度の不満で済んだのですから、東京の某外資系有名ホテルがオープンした時のような「とんでもない」混乱はなかった(少なかった)と言えるのでしょう。

しかしこれから「セントレジス」と名乗り、それに見合う値段を頂くからには、客の方の眼もどんどんシビアになっていくでしょう。
ましてや、ここは大阪です(笑)。
値段やコストパフォーマンスにはこだわる土地柄でしょう。
「リッツカールトン」が大阪で成功して東京に攻め上がったからといって、「セントレジス」にそれが当てはまるかどうか分かりません。
何とか早くスタッフ(特にバトラー、レストランのウェイター・・・)のスキル向上を図って顧客満足度を上げないと、「ホ○ル○洋」のようなジリ貧状態に陥らないとも限りません。
文句は書きましたが、トータルするとまずまずの印象を持ったホテルです、今後のスタッフのホスピタリティだけではない実務的なスキルのレベルアップと、戦略を持った値段設定を含むホテル認知の努力をお願いしたいところです。
今回は「ご招待」でしたが、次回お金を払ってここに泊まるか・・・僕はホテル関係者以外の方には今のところ「たぶん泊まらない」と答えてしまうでしょうね(ごめんなさい<XX様@「セントレジスホテル大阪」)。
最後に某所から「セントレジス」の目指すところを抜書きしておくと
日常からの逃避とリラクゼーション
現在における究極のラグジュアリーを追求したモダントラディション
洗練漂うプライベート感溢れるリゾート
だそうですから、都市でもリゾートでも究極の大人の隠れ家を目指しているのでしょう、この大阪が果たしてそうであったのかどうか・・・。

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