滞在1日で帰るはずが2日に伸びた僕のサンフランシスコ旅行(出張)、いただいたチケットが正規料金バリバリのビジネスクラス・チケットとあって、日付変更も可。
更には往路同様、帰路もファーストクラスでのご帰還となりました。
(本当に有難うございました<JAL様)
サンフランシスコ国際空港までのタクシーはUS$35(チップ込みでUS$40)、所要時間はヒルトンから約20分でした。
JALのカウンターは国際線ターミナルのアイル8。
「サクララウンジ」はセキュリティ・チェックの後のこの奥にあります。
ラウンジはすでにもう満員状態で、今日のフライトの混み具合を示していましたが、ファーストクラス・パセンジャーは扉で仕切られたこの狭い部屋に案内されます。
狭いですが、人が少ないので、静かに搭乗時間を待つことが出来ます。
あ、それからいつも思うんですけど、アメリカのJALのラウンジに置いてある日本風なものの美味しくないこと、おにぎりもそうですが、このサンフランシスコに置いてあったミニ最中のような和スイーツの不味いこと、それはかなりなものでした(笑)。
出発は定刻、成田までの帰路は向かい風なので、往路より長く12時間弱もかかります。
この長丁場がまたこの「JALスイート」でくつろげるかと思うと・・・またしてもJAL様に感謝の念を禁じえません(笑)。
10月末日で成田発着のこのJAL001/002便はなくなってしまいますし、羽田発着になってからはファーストクラスのない機材での運行です。
僕は本当に運の良い時にこの「JALスイート」に乗れたものです。
あまりに嬉しくて(笑)、そしてあまりにサンフランシスコで仕事に遊びに熱中し過ぎて、実は飛行機が離陸したのも覚えていない状態、シートベルトをしたまま熟睡モードに入ってしまいました。
はっと目が覚めたのは辺りに良い匂いが漂う頃、もう皆さん食事が終ろうとしている感じ、コーヒーの匂いもします。
どうも2時間以上寝てしまったようです(笑)。
「JALスイート」の居心地の良さ、寝ているとなるとちゃんと寝せておいてくれるパーソナル・サービスのおかげで、サンフランシスコの過密スケジュールの疲れがすっかり取れてしまった気がします。
目が覚めれば、もちろん数十秒のうちに「お目覚めでいらっしゃいますか?」と声をかけてくれますし、もちろん以後すべてに「至れり尽くせり」のサービスが展開されます。
チーフパーサーは以前にもお会いした人、「免税店の前でお見かけいたしましたが、お買い物をされておられましたので・・・」と、すっかり僕の空港での行動も見抜かれていました。
彼女にとってもこれが最後の成田発着のサンフランシスコ線乗務だそうです。
食事は、シカゴ発以外のアメリカ線は洋食をチョイスしたかったのですが、胃袋はより優しい和食を欲しがっていました(笑)。
和食は成田発の便より全体に簡単・こじんまりと・・・。
座付きに海老の茸巻き、上の重は左から壺、強肴、向付となります、
壺は葱としらすの酢味噌和え、強肴は牛肉の串焼きと胡瓜のサーモン巻、向付は鯛のお造りです。
下の重には3種の小鉢(剣先烏賊酒煎り、玉子豆腐、野菜と蟹の炊き合わせ)が入っています。
ま、味は十二分に和食です。
成田発の繊細さには到底かないませんが・・・アメリカの食事をした後の日本人には最高としか言いようがないでしょう(笑)。
台の物はすずきの諸味噌焼き、ご飯は枝豆ご飯か白ご飯を選べます。
デザートは美味しい和菓子でしたが、これだけだとちょっとヴィジュアル的にも寂しい感じかもです。
食事の後はリラクシング・ウェアに着替え、ちゃんとターンダウンしてもらって、テンピュールの布団で2度目のおねんね(笑)。
本当に疲れていたのでしょう、あるいはフルフラット・シート+テンピュール・マットレスのおかげでしょうか、またも今度は4時間の熟睡。
起きると、もう飛行機は日付け変更線を越えているようです。
日本までの後の数時間は映画を見たり、2度目の食事をしたり・・・。
しょうゆラーメンと鱈子とろろ丼です。
丼物などレトルトとはいえ、ここまで出来るようになったのですね。
到着前に「何かデザートを・・」と頼むとこんな盛り合わせが出てきました。
チーズケーキ(洋食の方のデザートだったもの)を中心にアレンジ、限られたストックの中から客の要望に合わせて最大限努力する・・・ファーストクラスの醍醐味ですね。
忙しくも楽しかったサンフランシスコの旅も終わりを迎えようとしています。
あぁ、今回の旅も最高に近かった…満足度は100%に近いかも・・・。
やれることはすべてやった、会議が少しもめて僕の帰りが一日遅れたけど、ま、良いでしょう。
お世話になった皆さんに感謝して、再来年の世界総会は東京での重責を噛みしめ、この2泊3日の旅行報告を終了させていただきます。
ご愛読有難うございました。