サバイサバイな初冬のバンコク (6) 早朝のスワンナプーム空港からエアポートレールリンク

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日本とバンコクの時差は2時間、日本時間の朝の7時半、タイ時間の朝の5時半にはスワンナプーム空港(表記がとても難しいですが、ガイドブックなどとの整合性を図るために、以後はこれに統一します)に降り立ちました。
さすがに朝はまだ開け始め、でも空港の窓からの空の色がどんどん明るくなっていくのが良く分かります。
こんな時間、さすがのスワンナプームも人が少ないだろうと思いきや、とんでもない!
もう相当な人です。
混雑していると言う言い方も出来るほど人がいます。
イミグレーションも約10分待ち。
僕等の後から、羽田を先に出発したと思われるNH機の乗客も並び始めましたから、少し遅れれば待ち時間はもっとだったでしょう。
イミグレーションを出たところはこんな感じ。
まずは両替です。
街中の方がレートが良いのは分かっていますが、僕が2~3日の滞在でカード以外に使う現金なんてたかが知れています。
面倒なことのない空港の両替で充分です。
1タイ・バーツが約2.9円でした。
いつもならここで街中に出るのに出発階に出て、客を乗せて空港まで来たタクシーを拾う(本当は違法?時々取締りがあり)のですが、今日は時間がたっぷりすぎるほどあります。
いつもと違う方法でバンコクの中心部まで出てみます。
その方法とは最近開通したばかりの「エアポートレールリンク」(Airport Rail Link、 รถไฟฟ้าเชื่อมท่าอากาศยานสุวรรณภูมิ )の利用です。
表示に従って地下1階まで下ります。
後は表示に従って・・・。
ホテルと書いてあるのは「ノボテル・スワンナプームエアポート・ホテル」です。
つまりこのホテルもこれで空港と直接繋がったわけです。
で、この「エアポートレールリンク」、実はまだ試験段階。
だからでしょう、立派そうに見える券売機もまだ動いていません。
切符は窓口に並んで買います。
窓口の人は毎日外国人に接しているせいか、英語が堪能、混んでいなければ「エアポートレールリンク」のことをいろいろ教えてくれたりもします。
切符は昔ながらの紙製のもの、せっかくの自動改札機もまだです。

この「エアポートレールリンク」には「マッカサン」駅までノンストップで15分で行くExpress line(急行列車)と、各駅に停車して「マッカサン」より更に先の「パヤタイ」駅まで30分で行くCity line(各駅列車)とがあり、前者は20分毎、後者は約10分毎に朝の6時から深夜0時まで動いています。

スワンナプーム国際空港駅(Suvarnabhumi)
↓    ↑
ラートクラバン駅(Lat Krabang)
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バーンタップチャーン駅(Ban Thap Chang)
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フワマーク駅(Hua Mak)
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ラムカムヘン駅(Ramkhamhaeng)
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マッカサン駅(Makkasan ) Express Line 乗車駅
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ラーチャプラロップ駅(Ratchaprarop)
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パヤタイ駅(Phaya Thai)

今は(年内?)料金もプロモーション中、急行が100バーツ、各駅停車が15バーツです。
プロモが終わるとそれぞれ150バーツ、15~45バーツに値上げされる予定だそうです。
駅はMRT以上に近代的な作り、表示やアナウンスには英語も必ず添えられています。
電車の到着もカウントダウン方式で時間が表示されます。
何かにつけてアバウトだったタイで、これは画期的なことですね。
ところで僕が乗ったのは急行?各駅停車?
手荷物一つの「安いが一番」主義の僕が100バーツも出すわけないじゃないですか(笑)!
15バーツの各駅停車の方ですよ。
(急行と各駅停車はそもそもプラットフォームが違います)
さぁ、電車の到着です。
乗り心地はどうでしょうか?
以下次回に続きます。

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