僕はBTSの「モチット」駅から歩いて行きましたが、もう少しサバイサバイにここに着きたい人はMRTの「カンペンペット」駅をご利用ください。
出口の3番を出てくれば目の前が「オートーコー市場」です。
では、この「オートーコー市場」、何故にそんなに有名なのでしょうか?
それはひとえに、その扱っている主に生鮮食料品が高品質なものばかりだ、ということです。
東南アジア独特のややもすれば不衛生な感じもするゴチャゴチャした市場とは一線を画す清潔さ、きれいさ、ゆとりのある市場なんです。
聞くところによると、この市場は保健省の指導のもと、品質ならびに衛生管理もチェックされているんだそうですよ。
市場ですから大体朝の6時過ぎにはオープン、僕のような市場好きがフードコーナーでの朝食も兼ねてここを訪れるのは、バンコクの朝の実に良い過ごし方ではないでしょうか?
(と自画自賛です、笑)
この市場は鮮魚コーナーも新鮮で質の良さそうな魚をたくさん扱っていますが(こういうところ特有の嫌な臭いがほとんどないのがすごいです)、ここでは何と言っても野菜や果物が主役でしょう。
果物などの並べ方もまた本当にきれいなもの、このマンゴ(タイ語ではマムアン)専門店を見てください。
今は11月末ですよ。
11月というマンゴには季節外れのこの時期に、この大きさの傷一つないマンゴが、食べごろ順にきれいに並んでいます。
ただ値段はとんでもない値段、1キロ150バーツという高値、値段交渉すると1キロ130バーツまでにはなりましたが、外国人の僕にはこれ以上のディスカウントは無理でした。
買うとちゃんとしたフルーツキャップもはめてくれます。
緑の大きいのはザボン(タイ語ではソムオー)です。
タイではサラダにして良く食べますよね。
ドラゴンフルーツ(タイ語ではケーホ・マンコーン)も安いです。
ドリアン(タイ語でトゥーリアン)は良く熟れたものが並んでいました。
ドリアンを剥くのもさすがはプロ、あっという間にこの姿になってしまいます。
野菜のセクションはさらに素晴らしい。
たぶんこんなに新鮮な野菜は見たことがないというくらいの「とれたて」感最高の品物が所せましを並んでいます。
良い意味でむせ返るような野菜の「生」の匂いに満ちています。
米のコーナーも・・・。
唐辛子にも種類があります。
それなりに広い市場をあっちこっち、適当にお腹を空かせて、そろそろ市場内にあるフードコーナーで朝食と行きましょうか。