これは「ヒルトン東京」30階の客室からの眺めです。
天気の良い日だったので、富士山もくっきりとその形を見ることが出来まました。
今晩は、息子と久しぶりで食事です。
積もる話もあるし、それより息子は「食い気」真っ盛りの年齢、僕も年の割にはまだまだ「食い気」充分(笑)、こんな2人が揃えば、それは「食べ放題」でしょう(笑)ということで、ヒルトンの誇る中華料理「王朝」の「王朝の味覚」で夕食ということになりました。
というより、彼が子供の頃から何かハレの日には家族で行きつけていたこのオーダー・バイキングに久しぶりで挑戦しよう、今回のヒルトン宿泊はその付属的な感じで決めたのです。
「王朝の味覚」という企画を、ヒルトンのホームページから引用しておきます。
・・・・金(ディナー)・土・日・祝日は、オーダーバイキングで『王朝の味覚』をお愉しみください。
品数豊富な160種類のグランドメニューから、ふかひれの姿煮、伊勢海老の黒豆ソース煮
車海老の炒めチリソースと塩味、北京ダック、あわびと車海老の炒め、燕の巣のスープなど
お好きなお料理をお好きなだけご注文いただけます。
ランチ / 土・日・祝日
【 時 間 】 11:30am ~ 3:00pm
【 料 金 】 大人 : ¥13,000 お子様 : ¥7,000
ディナー / 金・土・日・祝日
【 時 間 】 金曜日 / 5:30pm ~ 10:00pm (ラストオーダー 9:30pm)
土曜日・日曜日・祝日 / 5:00pm ~ 10:00pm (ラストオーダー 9:30pm)
【 料 金 】 大人 : ¥14,500 お子様 : ¥7,000
※ 「王朝の味覚」は3名様より承ります。
※ ふかひれの姿煮は、おひとり様一枚とさせて頂きます。
※ 表示料金は、お1人様の料金(税・サ込み)となります・・・・・
というものです。
もちろん以前より値段はずいぶん高くなりましたが(我が家がよく利用していた頃はディナーで1万円くらいの頃です)、たとえばここのふかひれの姿煮が一枚8900円であることなどを考えると、食べ方によっては(笑)結構リーズナブルなのです。
で、いま気が付きました。
この企画、3名以上からなのですね。
でも我が家は2名でちゃんと予約出来ました。
宿泊者だから?
あるいは、ヒルトンのメンバーだから?
この辺の詳細は分かりませんが、とにかく予約時も何も言われず、またテーブルに案内された時にも特に何も言われませんでした。
お茶を注文して、さぁ、厚いグランドメニューを見開いて、早速「食べ放題」開始(笑)です。
ウェイターは心得たもので、「まず前菜の盛り合わせをお持ちいたしましょうか。ふかひれの姿煮もご用意いたしますか?」と手際よく聞いてきます。
でも我が家はいつも我侭を言って、前菜はくらげと叉焼だけを盛ってもらいます。
うちの子供たちはとにかくくらげの前菜が大好きで、たとえそれが「バーミヤン」であっても(笑)必ず兄弟で取り合いをしていたものです。
そんな話をしながらふかひれへ・・・。
息子にとっては、ここのふかひれの姿煮がスタンダードの味。
「あ~~、この味、この味」といって大喜びです。
さすが上代で一枚8900円もする超々高級ふかひれ、大きさ、形、下処理の丁寧さ・・・どれをとっても、僕個人も実に思い入れの深い一皿です。
一緒に添えられるアスパラガスも、昔からここはこのスタイルです。
(お昼に食べたりすると、チンゲン菜になったりすることもありましたが・・・)
家族の思い出の料理は、料理を余計美味しくしてくれます。
息子曰く、「こんなうまいふかひれ、食ったことがない」と。
そんなことはない、君は子供の頃から贅沢にもこれを何かハレの日には食べてきたんだよ。
伊勢エビ丸ごと一匹を、黒豆ソースで・・・。
贅沢の極み、料理したてで熱々がうれしいです。
これでもかとばかり蟹肉の詰まっている蟹爪も我が家の定番。
上代など、怖くて見られません。
食べ放題でなくてはとても食べられない料理ばかり注文します(笑)。
ツバメの巣のスープ。
中国風ステーキ。
肉の柔らかさと中華風な濃厚ソースが絶妙。
熱々ご飯の上に乗せて、超豪華ステーキ丼にしても良いくらいです。
確かこれ普通に頼むと一枚4000円弱はするはずです。
アワビとオイスター・ソースの相性はばっちりですね。
もう一皿アワビ。
今度は伊勢エビと炒めたものです。
この頃から客席は完全満席、料理の出方が遅くなってきて、サーブが間に合わないのでしょうか、やや熱々でない皿も混じるようになります。
「ママのより美味しいね」と息子。
シッと唇を押さえるまねをする僕・・・たぶん我が家は幸せなんだと思います(汗)。
ここの北京ダックはもう冷めた切り分け済みのものなので僕は嫌なのですが、息子はどうしても食べたいと・・・。
「次いつ食べられるか分からないもの」と言うのが彼の理由、彼の普段の食生活はきっと若者の典型なのでしょう。
実は恥ずかしながら、このほかにも数品食べているのです(恥)。
写真を撮り忘れたか、ピンボケだったりして、ここでは省略してあります。
だんだんお腹も一杯になってきたところで、一気呵成にシメの注文に(笑)。
僕らよく食べるでしょう?
細切り豚肉と搾菜の炒め、焼き餃子、チャーハンと運んでもらいます。
餃子はいつも食べる餃子と違って、良質の肉がみっちり。
噛むほどに豪華です。
息子が素っ頓狂な声で、「これ、これが食いたかったんだ」と・・・。
漬物の小皿のことです。
そういえば彼は子供の頃、この大根の漬物が大好きでした。
よくお代わりをしていたのを思い出しました。
漬物に彼、「うめ、うめぇ・・・」と・・・(笑)。
本当の最後に杏仁豆腐のデザートをいただいて、ほぼ2時間強。
これだけ食べりゃぁ、充分過ぎるほど元は取ったでしょう(笑)。
久しぶりに息子とゆっくり話も出来たし、今のこと、昔のこと・・・本当に楽しい時間でした。
「腹いっぱいで動きたくネー」と言っていた息子は彼の家に戻り、僕だけホテルに宿泊。
ゆっくり入浴して、その後はテレビの番組を消すのを忘れるほど、あっという間に熟睡モードに入ってしまったようです。
腹いっぱい食う、良いホテルで寝る、息子と久しぶりで話すというか遊ぶ・・・まさにこのブログの趣旨通りの一日でした。
現実的な話になりますが、この食事代は部屋付けにしたので、それがすべてヒルトンのポイントになるのです。
(宿泊しなければ、部屋付けにしなければ、ポイントはゼロです)
結果、ポイントはボーナス分も入れて15000ポイント近く、エアライン・マイルも500マイルがもうサマリーに付いていました。