僕らが「マンダリンオリエンタル東京」で泊まった部屋レポートの最後です。
デスクの上にはウェルカムフルーツの姫リンゴ、そして部屋の説明の後に持ってきてくれる(ウェルカムドリンクの)アイスティ。
本音を言ってしまうと両方とも「見た目」だけでした(美味しくありませんでした)。
ベッドはまずまず高級なもの、リネン類は本当に肌触りの良いもの。
クッションやスローケットは凝ったテキスタイルで、目でも楽しませてくれます。
この木製ブラインドの向こうがバスルームです。
大きな和風の箱(葛篭?)の中には扇子と浴衣が・・・。
今度はAV周りとデスクを見てみましょうか。
すっきりはしていますが、最高級ホテルにしてはこの辺りやや質感に欠ける気もします。
もちろん画像や音質は全く問題なし。
水やグラス類はこんな感じに・・・。
デスク回りは上質に、すっきり設えられてあります。
60㎡という部屋の広さに似合った大きさのデスクで、ビジネス用にも十分合格です。
置かれているブローシャなどの備品に全く傷がなく、とてもきれい。
電話も高機能なものです。
朱塗りのキャビネットは「いかにも」と言えるデザインと色使い。
窓際には最近の高級ホテルにお約束のようなカウチが・・・。
スタンドのシェードのファブリックにも独創的なものが使われています。
では最後に部屋からのビューを・・・。
「プレミアグランド」という部屋タイプは、すべてこの新宿方向だそうです。
皇居ビューと書いてあるサイトもありますが、最上階からも丸の内の高層ビルのために皇居の緑はほとんど見えません。
「マンダリンオリエンタル・ホテルズ」のHPには
「Spacious rooms, enhanced by the spread of light from bamboo flooring, include a walk in wardrobe. Views from the 30th to 36th floor extend through the high rise of Shinjuku and down to the historic Tokyo station.」
とありますから、そう、新宿・東京駅ビューというべきでしょうかね。
光線の具合で、写真に室内のベッドなど白いものが映り込んでいるのは、どうぞお許しください。
ベッドサイドには双眼鏡も置いてあるので、これで大東京のディテールを楽しむことも出来ます。
独創感溢れるテキスタイル使いなどで高級感に溢れたなかなか素晴らしいゲストルームだと思いますが、主に木材の使い方などにやや質感の足りないところが、僕には気になりました。