「コンラッド東京」では、ヒルトンのメンバーシップのおかげもあって、いつでもエグゼクティブ・ラウンジが使えます。
ということは朝食付きということでもあります。
でもここにいらしていただけるAkanatさんなどから、ダイアモンド・メンバーは最近ロビー奥にある「セリーズ」のバフェ朝食でもOKということをお聞きしていました。
当然そういう説明があるかと思っていたら、チェックイン時には何もなし。
僕もその時聞くのを忘れていて、夜になってから閉まる寸前のラウンジ・スタッフに聞いてみると、その通りだと・・・。
「あ、それ、チェックインの時に教えて欲しかったなぁ」と僕が言うと「申し訳ございません」とだけ。
ヒルトンにはたいていある、そうした特典を書いてある紙があればそれを欲しいとも言うと、明記してあるものもないと返されました。
表ざたじゃない特典?
これって何か変、何なんでしょう。
僕らはエグゼクティブ・ラウンジよりバラエティありそうな「セリーズ」で朝食を取ることにしました。
で、「セリーズ」。
朝食には「セリーズ」の奥の「コラージュ」(旧「ゴードン・ラムゼイ」)も使われます。
更に混んでくると、「セリーズ」より廊下奥に案内されている人もいたようです。
ということは「チャイナブルー」まで使っているのかもしれません。
朝食は月~金曜は6時半から10時半、土・日・祝は7時から11時。
基本は「コンラッドブッフェブレックファスト」(2800円+)というバフェです。
(参考までにルームサービスはコンチネンタルが3100円+、ヘルシーが3600円+、アメリカンと和朝食が3900円+となっています)
それに「ランチェロ風卵の皿焼き」、「リコッタチーズとほうれん草のフリッタータ」、「エッグベネディクト」、「パンケーキ」、「シトラスフレンチトースト」などといった「Conrad Tokyo Signatures」、オムレツ、目玉焼き、ポーチドエッグ、ゆでタマゴといった「The Classics」の中から1品追加した「イングリッシュブレックファスト」(3700円+)や、和朝食(3950円+)などがあり、もちろんアラカルトもあります。
ただここでもテーブルに着くや「お好きなものをどうぞ」的な案内があっただけで、上記のようなメニューがあることは、僕が聞いてからウェイトレスがメニューを持ってきて初めて分かりました。
結論的にはダイアモンドメンバーの朝食はここでいう「イングリッシュブレックファスト」が可能なのですが、知らないとテーブル上に出されているバフェ・アイテムしか食べないことになります。
「あれっ、メインになるもののない朝食だなぁ」と思いながら・・・。
これも何なんでしょう。
僕だけオーダー聞くの忘れた?
フリクエント・ビジターだと思われて改めて聞かれなかった?
それともここはそういうポリシー?
何も聞かなければ、言わなければ、バフェ・テーブル上の「コンラッドブッフェブレックファスト」というのがここのデフォールト?
このホテルに朝食付きで泊まると、その朝食とは「コンラッドブッフェブレックファスト」?それとも温かい料理が一品付く「イングリッシュブレックファスト」の方?
(普通は後者だと思いますけど、詳細を聞くのは忘れてしまいました)
まぁ、思い出せばいろいろ文句もあるのですが、対応してくれた日本語の上手な外国人ウェイトレスがメニューの件以外はとても感じ良く、僕の??もだんだん忘れていくことになりました。
バフェの方には種類は多くはありませんが、点心、焼きそば、粥、和食系惣菜、蕎麦などアジア系のアイテムも並んでいます。
パンは標準的、めちゃくちゃ美味しいというわけではありません。
僕の食べたもの。
注文したエッグベネディクトが来ました。
イングリッシュ・マフィンの半分にハム、ポーチドエッグ、オランデーズソースを乗せて作ってあります。
ここのはベーコンも入らず、トマトやもちろんサーモンも入らない、オーソドックスな作り。
もちろん作り立てを持ってくるので、出来は悪くありません。
ニューオーリンズの「ブレンナンズ」で食べたやつとか、いろいろ思い出に残るエッグベネディクトやエッグフロレンティーンがあるので、最高とまではいきませんが・・・。
その他僕が食べたものは恥ずかしいほど和洋中ごちゃまぜ。
やはり朝食はバフェ・テーブルから少し遠くても、この「コラージュ」のエリアの方で食べた方が、その開放感溢れる雰囲気で、気分が上がります。
「セリーズ」の朝食、いろいろ文句もありましたが、これが2名分無料でいただけたんですから・・・。
でも、また書くけど、何ではっきりダイアモンド・メンバー向けのサービス内容を言ってくれないんでしょう、不思議です。