spring has come@北京 (5) ホテルへ(北京柏悦酒店)

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僕の「北京首都国際空港」着陸は現地時間の午後8時5分でした。
イミグレーション通過が同8時20分前。
預け荷物もなく、なにがしかの中国元の現金も持っていたので、バゲッジクレームで待つこともなく両替もせず、すぐにタクシー乗り場からタクシーに乗車です。
タクシーの運転手は今までの経験から英語のエの字も分からないはずなので、ホテル名とその住所はあらかじめ中国語で書いて持っていきました。

     北京柏悦酒店     朝?区建国?外大街2号

運転手はその字を見て分かったような分からないような素振り。
ナビで調べたり、どこかに電話して聞くなどもしません。
何度も何度もそのホテル名と住所を見やるのみです。
本当に分かっているのかなぁ、でもとにかく僕は中国語が出来ない、運転手は英語が分からない、コミュニケーションが全く取れません。
運転は常識的なもの、車の乗り心地も良く、メーターも正確そう。
今回の北京滞在中何度もタクシーに乗りましたが、乗車拒否もなく、会計は明朗、お釣りもレシートもちゃんとくれます。
北京のタクシーは行き先の意思表示がきちんとできれば、思ったより乗りやすかったです。
でも運転手に行き先の住所を見せても正確にその場所に連れて行ってくれることばかりではありません。
北京の住所そのものが良い加減なのか、運転手の能力の問題なのか・・・。
その場所が分からず面倒くさくなると、「この辺だ」と言われ下ろされてしまうこともあります。
で、空港からは午後8時45分に乗車、ホテルまでは約35分で着きました。
メーターは88元、今は1元=17.6円くらいですから約1550円。
北京のタクシー料金は他の物価に比してリーズナブルな気がしました。
あと北京のタクシーで運転席と乗客席を隔てる透明な隔壁には今回出合いませんでした。
あれはもうなくなったんですかね。
ただ変わらないというと、相変わらず運転手の加齢臭はどのタクシーからもかなり感じました。

午後9時15分、何とか「北京柏悦酒店」に到着。
「北京柏悦酒店」とは「パークハイアット北京」のことです。
仕事の前泊はいろいろ考えたのですが、このホテルにしてみました。
(ホテル選択に関していろいろ御教示いただいた皆様、本当に有難うございました)
このホテルはまずロケーションが良いんです。
北京中心部のビジネス街、「中国国際貿易センター」(China World Trade Center)の 向かいに位置する「銀泰中心」(Beijing Yintai Center)という3つの高層ビルからなる建物の真ん中の高層部分にあり、有名な「CCTVタワー」なども至近、地下鉄「国貿駅」からも分かりづらいですがとりあえず直結。
ホテル自体は「長安街」という大通りに面しているものの、最近よくあるエントランスは建物の裏側というやつで、知らないと客もタクシーの運転手もたどりつくのはちょっと難しかったりします。
そのexclusiveなところが「パークハイアット」?

ところがホテルのエントランスは人の出入り(特に若い人)が多く、普通のホテルのような賑わい(?)。
ベルも複数待機していますが、あまりアテンティブではありません。
小規模高級ホテルのエントランスというイメージでは全くない気がします。
レセプションの場所を聞いても、エレベーターを指さし「アップ」と一言だけ。
このエレベーターでレセプションの表示のある63階まで上がります。

到着、エレベーターのドアが開くと、うっ、暗い・・・。
かなり照度を落としています。
そこには何をしているんだか、若い人たちがスマホを弄りながら多数たむろしています。。
彼らは何?
この印象的な像や階段、そしてまずまずに見える(それほど大気汚染はなさそう)北京の夜景を撮ろうとしても、どうしても彼らがアングルに入ってしまいます。

デザイン的な印象としては「パークハイアット東京」以降のアジアの「パークハイアット」と同路線という感じでしょうか。

向かって右を向くと、あ、あれがレセプションかな?

レセプショニストの英語はまずまず、ほぼネイティブな人もいるし、訛っている人も・・・。
女性たちの表情も色々で中国の昔の国営商店の店員かと思うような人もいれば(全く笑顔なし)、東京の「パークハイアット」でもすぐに通用するような人まで・・・。

僕の宿泊レートadvance purchaseで1520元+(15%)で総額1748元。
日本円にすると約30600円です。

僕はそれに年に4回分もらえるスイートのアップグレード権を適用させて、一番普通のpark kingの部屋からpark suite kingにアップグレードしておきました。

レセプションではダイアモンド・メンバーのベネフィットとして翌日の朝食無料、午後4時までの
レイト・チェックアウトを提示され、その他フィットネスやプールの無料利用、フリーwi-fi・・・なども。

(この奥は深夜まで開いている有料の「ザ・ラウンジ」です)

建物は65階建てで、37~49階が客室、50~58階がレジデンス、59階にフィットネス&SPA、60階にまた客室、61階にサロンやビジネスセンター、63階がレセプションとラウンジ、64階がバー、65階が「チャイナ・グリル」というレストランという構成。
客室に下りるにはレセプションのある63階で乗り換え、上のバーやレストランに行く時も別のエレベーターに乗り換えます。

僕の部屋は43階、ホテルとしては中層階です。
スイートということで、例えば「CCTVタワー」などの高層建築群が見える側が良いなぁと思いつつ、指定された部屋に向かいます。

部屋へのアテンドは愛想良い系の女性が・・・。
廊下は天井も高くなく、幅も広くありません。
白木の木材を多用して、直線の多いシャープな感覚を出していますが、あまり好きなタイプの廊下ではありません。

エレベーターも部屋のドアもカードキーでアクセス。
ドアを開けます。

おぉ、こういう感じですか・・・。
部屋に荷物を置いて、すぐにまた外に出ます。
どうして?

最後に日本語のホテル・ウェブからこのホテルの概略を転載しておきます。

北京中心部のビジネス街、中国国際貿易センター(China World Trade Center)の向かいに位置する便利なパーク ハイアット 北京は、有名な長安街沿いの北京銀泰センター(Beijing Yintai Center)内という、絶好のロケーションを誇ります。 北京首都国際空港からわずか40分の当ホテルは、大使館街から車で5分、紫禁城からは車で15分です。

63階の専用ロビーは、コンテンポラリーで豪華なレジデンス風のデザインで、お客様のあらゆるニーズにお応えするサービスや設備が揃っています。 コンプレックス内にあるパークライフ(Park Life)には、ショッピングやダイニング、エンターテイメント施設が幅広く揃っています。 当ホテルは、カスタマイズ可能なサービスと、柱のないボールルームやレジデンシャルスタイルのイベント施設、9室のミーティングスイートを含む2,500m2のフレキシブルなミーティングスペースをご用意しており、あらゆる規模のイベントやバンケットに対応できます。

59階と60階のお客様専用の「ティエン スパ(Tian Spa)」には、地元中国の素材を使った心地よいトリートメントが楽しめる8室のトリートメントスイートのほか、エクササイズ スタジオや屋内プールがあり、リラックスしたひとときをお過ごしいただけます。 また、6階の「パーク ライフ フィットネス(Park Life Fitness)」には、フィットネスおよびウェルネスエリア、伝統的な中国医学に基づいたトリートメントが受けられる個室8室、屋内プール、ジュースバーおよびネイルバーが揃っています。 お食事には、北京最高峰のレストラン「チャイナ グリル(China Grill)」、コンテンポラリージャズが流れる「チャイナ バー(China Bar)」、終日オープンの「ザ・ラウンジ(The Lounge)」をご利用いただけます。 その他にも、16室のコンテンポラリーなプライベート ダイニング スイートを備えた、広東料理とバトラーサービスの「ザ・ プライベートルーム(The Private Room)」と、3つのバーとワインセラー、シガールーム、ライブ演奏および屋外テラスのあるエンターテイメントセンターをご用意しています。

全237室のゲストルームとスイートは、広さ45~240m2で、コンテンポラリーな贅沢さをお届けします。 有線およびワイヤレス インターネットアクセスからDVDプレーヤー付きフラットスクリーンTV、挽きたてのコーヒーから客室内に備えたエスプレッソマシンまで、当ホテルではあらゆる快適さと便利さをお届けするよう努めています。 客室には、広々としたワークエリア、床暖房とバスタブおよび独立したシャワーを備えたスパ風のバスルームがあります。

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