いつか書こうと思ってペンディングになっていた「World’s 50 most delicious foods」というネタ。
まずは
http://www.cnngo.com/explorations/eat/worlds-50-most-delicious-foods-067535?page=0,2
というページを開いてみてください。
米国のニュース専門放送局「CNN」で観光情報や生活情報などを提供しているサイト「CNNGO」が今年の7月に発表した「世界で最も美味しい食べ物トップ50」という記事が、僕にはとっても面白かったんです。
そのトップの料理って何だか想像つきます?
タイの「マッサマン・カレー」だったんですよ、これが。
(僕が一番最近食べたマッサマン・カレー、バンコクの「タンジン」というレストランのものです、一番手前の皿)
はっきり言って、これ、個人的にも超びっくりです。
だってタイのカレーと言っても、普通のタイ人は食べないカレーですもの。
じゃ、どういうもの?
このカレーはタイ料理店の英語メニューでは「スイート・カレー」と書いてあるところもある、あまり辛くないカレーなんです。
イスラム教徒の多く住むタイ南部から伝わったムスリムのもてなし料理のカレー。
具材の基本はジャガイモと牛肉です。
ココナツ・ミルクを大量に使って、隠し味にはブラウン・シュガーやナッツまで入れるカレー。
味は濃厚で、辛くても比較的あっさりとした典型的なタイ・カレーとはかなり違う感じです。
辛いものが嫌いな方には複雑なスパイスのハーモニーが魅力的なのかもしれません。
しかし第2位のナポリのピッツァ、3位の(メキシコの)チョコレート、4位の寿司、5位の中華からは北京ダック・・・この辺りと比べるとどうしても弱い気はします。
この後の順位はどうぞ「CNNGO」の上記サイトをご覧ください。
そのほとんどが近所で簡単に食べられる日本って素晴らしいと思う世界を代表する料理がきれいな写真と共に並んでいます。
(そういう点でも「マッサマン・カレー」がメニューにあるタイ料理店は日本には少ないです)
僕のナンバーワン・フード?
なかなか決めきれませんが、死ぬ前に何が食べたいだろうと考えて、我が家で炊いた米の飯と、みそ汁、海苔、納豆、玉子・・・というのが、僕の答えでしょうか。
あとデザートに美味しい大福(笑)。
すごく質素でしょ、僕(笑)・・・って、そうでもないか。