「カノビアーノ東京」で会食

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有名なイタリアン・レストランに「カノビアーノ」って店があります。
この日は代官山のほうではなく、東京駅八重洲口まん前(徒歩1分?)にある「カノビアーノ東京」の方で「打ち合わせ」と称する会食がありました。
僕はこの店のほうは始めて・・・レストランとしてだけではなく、週末などにはウェディングやパーティも多く手がけているというかなり広い店でした。
いただいたブロ-シャには広さはおよそ500坪、本格的なチャペルがあり、専属牧師やマリアージュ・プランナーがいて、エステ・サロンも併設・・・などと書いてあり、名前は「カノビアーノ」でも本店とは大きく違う方針を持った店のようです。
そう言われれば店内はそんな感じ。
パーティの目的や大きさによって自由に組み合わせが効きそうな作り、ややクラシカルな内装など、確かに「それ向き」です。
サービスはとにかく丁寧ですが全体に「若いなぁ」という印象、真の意味のベテランは少なそうです。
ウィークデイのランチ時、店内はかなり混んでいて、写真はこんなものしか撮れませんでしたが、雰囲気はこれでお分かりいただけるかと思います。

料理はアラカルトもありますが、ほとんどの人は2種類あるコースから選んでいるようです。
女性同士の会食、僕らのような仕事の延長と思われる男性グループ、ランチ時だからでしょうかカップルが意外に少なかったですが、いずれにしても落ち着いた雰囲気の客層です。
「カノビアーノ」の料理ポリシーは、バターやクリームなどの動物性油脂の使用を極力避け、にんにくや唐辛子も使わず、素材の良さを最大限引き出そうという、いわば「自然派イタリアン」。
なのでパンもオリーブオイルでということになり、バターは付きません。
前菜は豚の耳や舌、頬肉などを使ったコラーゲンたっぷりのテリーヌ、ソースは鮮烈なカシスのソースを使っています。

コリコリした豚耳の食感、酸味の効いたカボチャのピクルス、そしてこのソースの組み合わせは、いかにも夏用の涼しげのある一皿。
次は「この店といったらこれ」の「ボタン海老とからすみの冷製カッペリーニ」が出てきます。
拡大すると・・・わ、ピンボケ写真、ごめんなさい、ひどかったですね、これ(ぺコリ)。

フルーツトマトのフレッシュ感、パスタの茹で具合、冷し具合は最高、ボタン海老とも合っているのですが、この皿の周りに散らされたボッタルガ(イタリアからすみ)の量の少なさは・・・こんなに少なくて何か意味がある?
もう少し量を使わないと・・・。
僕はボッタルガ大好きなんで、あえてそう書きます。
続いてはブロッコリーとつぶ貝をオリーブオイル・ソースで絡めたオレキエッテ。
オレキエッテは耳たぶのようなショートパスタ、これはブロッコリーがくたくたになるまで茹でてあるのと、貝の出し汁がキモの料理でしょうか。
メインは肉か魚かで、僕は子羊のグリルを選択。
ソースはトマトのエッセンスのソース、砕いた胡桃が付いています。
焼き加減は絶妙でこれはなかなかの出来、美味しくいただけましたよ。
最後のデザートは4~5種類のデザート・メニューの中からの選択制。
僕のは蓬のクリームブリュレを、抹茶のシュークリームで挟んだものなどの和風デザート。
ま、これはフツーかな?
最後はコーヒーか紅茶、カップがモダンですね。
これで(僕が払ったわけじゃないけど)4000円のコースとのこと、自分でお金を出して食べるのならこれで3200円くらいなら最高なんだけど・・・(笑)。

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