六本木は「グランドハイアット東京」6階にある中華料理レストラン「チャイナルーム」の「飲茶オールユーキャンテイスト”タッチオブハート”」に行ってきました。
あれっ、前にも行ったよね、そんなに気に入ったの?
色々なものが好きなだけ食べられるこのバフェは大食いの僕には気に入らないことはなかったのですが、高級レストランのバフェだけに、もう少し全体にクオリティが高いと嬉しいなとは思っていました。
そこへ友人からの情報。
最近は(たぶん今年の5月からだと思うのですが)通常のバフェに750円プラスするだけで、選べる点心や料理が広がり、その方が絶対美味しいしお得だと言われたのです。
そうなんだ、そんなの全然知らなかった・・・。
それじゃあとお腹を空かして鼻息荒く(笑)「チャイナルーム」に某週末乗り込んでみました。
案内されたのはどういう訳か人気の窓際の半個室になっているところ、これは人目も気にせずに(しませんけどね、笑)食べたいだけ食べられます。
これが基本セッティング。
高いお茶もありますがジャスミン茶ならデフォールトで付いてきます。
チリソース、大蒜ソース、黒酢もスタンバイ。
このバフェのシステムはまず蒸し鶏と野菜のXO醤ドレッシングが出てきて・・・
次いで朝鮮人参と蜜なつめの薬膳こうゴン蒸しスープが出て・・・
次に世界三大珍味スペシャリティ飲茶三種というものがセットで出てきます。
その後は23種の点心メニューから好きなものを好きなだけ選び、最後に3種類の中から選べるデザートが出てくるもの。
キャビアと燕の巣乗せ翡翠餃子、フォアグラ入り鮑パイ、海老入りトリュフ焼売・・・。
ここまでの前菜、スープ、高級食材の点心、どれも無難な味で悪くないですが、びっくりするほど美味しいという訳でもありません。
通常の点心メニューは前回そのほとんどを食べたはずなので、今回は友人の情報もあり、+750円でSpecial dim sumという8種類の別メニューからまずいろいろ頼んでみることにしました
こちらの方は「チャイナルーム」のスペシャリティも含まれていて、明らかに美味しそうなメニューが揃っています。
鶏肉のから揚げ、油林鶏ソースかけ。
何もいわなければこれが1個づつ出てきますから、僕はこの辺りはすべて2個ずつのオーダーです。
ソースが旨い・・・。
殻むき海老のマヨネーズソース。
こういう店の海老は大きいし、生きが良く、ブリブリしています。
自家製窯蜜焼きチャーシューはちゃんとほのかに温められて出てきます。
これ、店の通常メニューだと量はもちろん違いますが一皿4000円くらいしますから、かなりお得です。
僕はあと2切れ再オーダーしましたから、これだけ元を取っちゃった?(そんなこともないか)
国産豚バラ肉の上海黒酢炒め。
黒酢は美味しかったけど、豚肉にもう少し柔らかさは欲しかったです、僕の好みとしては。
通常点心メニューに戻ってなでしこポークの上海小龍包。
ウェイター曰く、最も人気あるメニューだそうです。
黒酢が合いますが、生姜も欲しくなっちゃった・・・。
牛肉蒸し団子など色々な点心。
香港で名店と言われているところのを食べちゃうとね、この辺りはどうしても・・・。
このバフェは土曜・日曜・祝日は値段が高く、その分その日だけこうした香港式飲茶ワゴンサービスというのがプラスされます。
(つまり平日はこれは無し)
四川風の冷菜と海老入り豚肉の湯葉巻オイスターソース蒸し。
鶏肉のゆでワンタン・ガーリック醤油ソースがけ。
又焼包。
通常メニューからキャベツと豚肉の唐味噌炒め、つまりホイコーローですな。
炒めたてで美味しい、これにご飯でももらえば・・・。
でもそんなことでお腹を一杯にしては損(笑)。
で、これがこの日の僕のメインか。
殻むき海老のチリソース、3匹分です。
これもチリソースが旨い、ご飯に掛けたいほど。
ミルク風味のチャイニーズ蒸しパンをもらって、ソースを拭いきりました。
揚げたての春巻きは半分サイズ。
指定しなければ1品のサイズはこのくらい。
なのでこの飲茶バフェは女性にも好評らしく、実際席はマダ~ム軍団が半分以上を占めていました。
点心によって蒸したて、揚げたてじゃないものも時々混じるので、このパリッとした皮の熱々春巻きは〇。
もちろん写真に撮らなかった点心もまだまだ食べましたよ。
で、そろそろ終盤、Specialの方のメニューからコラーゲンスープ鶏煮込みそば2人前。
これはこの「チャイナルーム」の名物メニューで、これだけだってバフェ以外なら2千円以上はする料理なのです。
+750円というのがいかにお得がお分かりでしょう。
又焼炒飯を食べて・・・
デザートへ。
ゴマ団子とタピオカ入りココナツミルク。
セットで最後に出てくる3種類のデザートのうちから杏仁豆腐(他はマンゴプリンと黒酢アイスクリーム)で〆としました。
うわぁ食った食った、もう腹がはちきれそうと会計の準備をしていると、コーヒーがサービスで出されました。
メニューにはないのにどうして?
半個室の席といい、このコーヒーといい、「いつも有難うございます」という?な言葉といい、ハイアットのステイタスがもしかすると反映しているのかもしれないと思った「チャイナルーム」の飲茶バフェでした。
値段は週末だったので4500円、それに750円をプラスしての贅沢満腹ランチ。
ご馳走様でしたぁ!