パリで買ってきたもの、どんどん食べてます(笑)

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パリの数あるグルメ・ショップ、その中でサンジェルマン・デ・プレ界隈でといえば、その筆頭に上がるのがこの「ダ・ローザ」(Da Rosa)辺りでしょうか。
この店の「売り」はイベリコ豚だけではありません。
(レストランも併設しているので、料理としてはもちろんイベリコ豚は食べました。そのレポートは後日になります)
フランス中から食通のオウナー「ダ・ローザ」さんが集めた「美味しいもの」が所狭しと並んでいます。
イベリコ豚の他にフォアグラもスペシャリティにしているそうですが、日本人が好んで買うのがチョコレート掛けのレーズン・・・僕も数年前、パリのお土産としてこれをいただいたことがありました。
で、今回はもちろんそれも候補だったのですが、実際に買ったのはチョコレートというよりはカカオ・パウダーがまぶしてあるアーモンド。
こういう店、言えばたいてい味見をさせてくれるので、試してからの購入です。
カカオの何とも香ばしい香り、湿気ていない最高の状態のアーモンド、かすかに香るシナモン、表面に振られた唐辛子の刺激。
最高に「大人のデザート」です。
もちろんアルコールのお供にも最高でしょうし、甘いものを食べた後の「締め」のデザートとしてもパーフェクトです。
数秒後に口に広がる唐辛子が何とも言えません。
レーズンもこれも量り売り、大きな缶から好きなグラム数だけ入れてくれます。
でもこの大きさの袋、一袋を地元の人も買っていっています。
値段は11.5ユーロでした、ちょっと高いですね。
入れてあるハート型のチョコレートの容器は前にも書いたジャン・ポール・エヴァンのもの、もったいなくてなかなか食べられません(笑)。
賞味期限ぎりぎりまで、こういう使い方をしていまいそうです(笑)。
ちなみに「ダ・ローザ」のレストラン・デザインはジャック・ガルシアです。
さすがにね・・・でも、狭いですけど(笑)。
話は変わって、古(いにしえ)のパリ・スイーツのアイコンといえばマロングラッセ(ははは、僕の偏見と独断です、笑)、マロングラッセといえば「ボワシエ」(Boissier)(今は「大丸」に支店を出しています)か、この「ア・ラ・メール・ド・ファミーユ」(A la Mere de Famille)でしょう・・・ということで「ギャラリー・ラファイエット」と「パッサージュ・ヴェルドー」などパッサージュが多くある地区のちょうど真ん中くらいに位置するこの創業1761年と言う老舗グルメ・ショップにも行ってきました。

残念ながら店構えの写真を撮り忘れましたが、店内は美味しそうなもので一杯。
スイーツ類がほとんどですが、コンフィチュール類なども相当数置いてあります。
店員は親切丁寧、英語も大丈夫です。
僕はこのオランジェットとマロングラッセを・・・と書いてきてはたと疑問(笑)、フランス語で栗は「シャンテーニュ」ですよね、「マロン」は確か茶色のこと、「グラッセ」は「ガラス」が転じて「凍らせた」というような意味、僕はマロングラッセの箱入りを「ラ・ラ・・・」(これ、これ・・・)と指差しただけなので、僕の言う「マロン・グラッセ」はフランス語で何と言うのか良く分かりませんでした。
栗は大粒、甘すぎないで、美味しいマロングラッセでした。
日本のように真空パック入りなんてことはなく、ただ紙で包んであるだけ、賞味期間も約2週間と短いので、逆にこの方が安心して食べられる感じがしましたね。

付記:「ダ・ローザ」のこのアーモンドは日本でもいくつかのショップで買えます。
たとえば
http://calamel.jp/%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B6%28da%20rosa%29%20%E3%80%8APimandes%E3%80%8B%EF%BC%88%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89%EF%BC%89%E8%A2%8B%E5%85%A5%E3%82%8A/item/18315423
のようなところです。
値段は2200円ということですから、現地価格に比べてもそう高くはないですね。

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