そうだ京都行こう (4) 居酒屋でも質の高い和食

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僕らの京都での夕食は、友人の仕事終わりに合わせて午後9時とかなり遅い時間からのものに・・・。
店は京都近郊在住の彼に任せ、「大丸京都店」からほど近い食事の美味しい居酒屋というか、若者向け割烹といった店に予約を入れてくれてました。

人通りの多いところの角に建つ店ですが、なかなか一見では入りにくい感じ。
中はカウンターのみ、全部で12席くらいでしょうか、まだ若い寡黙な男性2人がただひたすら料理を作り続けています。

客の席からカウンター越しに、料理人まで1メートルもなく、息遣いまで分かる距離。

お客に年配者はおらず、皆若そうな人達ばかりです。
そしてどの人も良く飲まれています。
これがこの日のメニュー。

全体にこういう外見の店にしては(失礼!)、値段高いですかね。
それでも春野菜の酢味噌和えのお通しに続いて、このメニューから、友人は飲む中心、僕らは食べる中心で・・・。
食べたものの半分も写せはしませんでしたが、主なものの写真を。
蛸と季節の菜の花の辛し和え。

蛸は本当に柔らかく、辛しと合います。
菜の花は少しピンボケだったのでもう1枚パチリ。

素晴らしい色合いと味付けでしたね。
やはりこの店は居酒屋というより割烹と呼んだ方が良いのでしょうか。
お聞きすると、何でも「和久傳」のご出身とか・・・。
そりゃあ、料理が旨いはずです。
京都らしい素材からは生麩のバター焼き。

蓬とかぼちゃの生麩。
これもバターの風味、塩味がちょうど良く、友人のお酒はどんどん進むようです。
奥さんも「ヘルシー過ぎなくて、これなら良いわね」とにっこり。
鴨肉100%の鴨のハンバーグ。

鴨肉の美味しさと、和風だれ、合いますねぇ。
この店名物というポテトサラダ。
ポテトはつぶさず、上から生クリーム・ベースのソースをかけただけですが、酒飲みにも〇だったそうです。
僕の〆は牛丼。
といってもここの牛丼は豪華で、醤油だれに漬けた和牛を炭火で炙り、丼にしたもので、旨くないわけない・・・という仕上がりです。

小さい店で、炭火焼きメニューも多いので、強力な換気扇はありますが、時にかなり煙たくなります。
でも、それがまた、食欲をそそるんでしょうが・・・。
全体に美味しい店でした。
ただ少し値段が高めかな?(何度も書いてごめんなさい)
観光客などはいず、地元のちょっと収入高い目のヤング御用達のような店ですが、きっと京都にはこういう路線のお店は何百軒とあるんでしょうね。
なので、ここの名前は伏せておきます。
なお友人は、「ろはん」、「年神」、「うずら屋」、「富小路春隆」といった食事の美味しい系カジュアル店にも予約入れようと当たってくれたそうですが、彼と僕らの時間と店の空き状況が一致したのは、この店だけだったようです。
この店の後、近くにある古い京町屋を使った「Bar奥」というバーに移動。
ここは下戸の僕にはその価値が良く分からない店ですが、ウィスキーの種類がものすごかったです。
翌日は別の友人というか先輩と、今度は超豪華な店で夕食の予定です。

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