イスタンブール旅情 (16) オルタキョイ、ナイフとフォークで食べるアイス、クンピル

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ドルマバフチェ宮殿のあとは、ボスポラス大橋の袂にある海辺の街、オルタキョイに移動です。
ここは市内有数のビュー・スポット、おしゃれなカフェやレストランが立ち並んでいて、観光客よりも地元客に人気の場所と言えるようです。

確かに段々晴れてきた青空に、ボスポラス大橋(正確には「第1」ボスポラス大橋ですが・・・)が実に映えます。
もちろん橋の向こうはアジア側のイスタンブールです。
ここは出来れば夜も来たい所、橋のライトアップは相当に良い雰囲気のようです。
(でも、実際には、成り行きでこの日の夜にまたここに来てしまって、無事、夜の大橋も見られました)
エミノニュの桟橋を出る大小の海峡クルーズ用の観光船からも、この辺りは、最大の「見もの」「見せ場」らしいです。
大橋の袂には、このオルタキョイのシンボル、オルタキョイ・ジャーミィもオスマン・バロック・スタイルの優雅な姿を見せています。

周りはもうびっしりとレストラン、カフェ、おみやげ売りの屋台が・・・夜は更に賑わいが増すそうです。
どこかの店で一休みと思っていると、イスタンブールの街中にかなりな支店を持つ「MADO」という店の看板が眼に入りました。
割とちゃんとしたスイーツ系のカフェ・レストランで、特にトルコ・アイスのドンドゥルマが有名な店だったはずです。

2階のテラスが気持良さそうです。
あぁ、やっぱり、ここ、お勧めです。
周りを花に囲まれ、左を見ればオルタキョイ・ジャーミィが・・・。
正面にはポスポラス海峡が・・・行き交う多種多様な船に飽きることがありません。
で、これがこの店のスタイル、ナイフとフォークで食べるアイスクリーム、ドンドゥルマです。
色々なフレイバーがありますが、僕のは一番シンプルなもの。

ほんの少しだけピスタチオを砕いたものなどがかかっていますが、味はベイシックなバニラです。
ナイフに力を入れて丁度良い位の粘り気のあるサーレップ入りのアイスクリーム、ドンドゥルマ、これはなかなかに美味しいものです。
値段は忘れてしまいましたが(5TLくらい?)、水は無料でした。
ここでしばらく地図を見たり今後の計画を立てたりして、腰を上げます。
さて、このオルタキョイにはクンピルという英語でいうbaked potatoの名物屋台が沢山あります。
どこの店もほぼ同じような体裁、注文を受けると、奥の蒸かし器の中に入っている大きめのじゃがいもを取り出し、半切。

中をくりぬき、ポテトを捏ね回しマッシュポテト状に、そこに客の希望のトッピングを乗せていくのです。
僕はさっきのアイスクリームとこのクンピルでランチにしようと思っているので、「全部乗せ」をお願いしました。
店員達は異常なほど陽気(笑)、「ぜひ写真を撮ってくれ」と・・・。
乗せるトッピングにもよりますが、基本は6TLくらい、僕のは溢れんばかりにトッピングしてもらったので9TLでした。

量はとにかくかなり多く、基本的にはカップルで来ている客用(2人分?)みたいでした。
味は半分くらいまでは美味しく食べられますが、ケチャップなどの人工的な(ファストフード的な?)味が気になって・・・これは日本人ならグループで一つを皆でわいわい言いながら食べて丁度良いくらいの食べ物でしたよ。
割とセンスの良い、お土産品の域を超えた服やジュエリーを扱う店もありました。
トルコ人カップルの取って置きのデート場所?

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