グランドバザールの見学、念願のトルコ石の購入、ドネルケバブの簡単なランチと続いた後は、いよいよ「フォーシーズンズホテル・イスタンブール・アット・スルタンアフメット」をチェックアウトです。
ここのお値段は「bed and breakfast」で610ユーロ、8%の税金を入れると1泊658ユーロに・・・。
日本円にするとこれは87000円位、これを高いと見るか安いと見るか・・・もちろん高いのは高いのですが、僕はこのホテルは十分にその値段に見合う価値のある高品位なホテルと感じました。
個人的5★ホテルです。
チェックアウトの前に一風呂浴び、地下にある無料のPCルームで少し情報収集、トランクを夜の8時過ぎの最終出発まで預かってもらいます。
その出発の前に、ホテルのジムのシャワーを借りて、汗を流すことも出来るそうです。
満面の笑みのレセプショニスト、コンシェルジェ、ベルの見送りを受けて、軽装でホテルを出ます。
まだまだイスタンブールにあと半日は居られます。
まずはホテルの向かいにある絨毯屋に寄ります。
もう一度、昨日選んでいた絨毯を、新たな目と感覚でチェックします。
でももう僕の心は「ここで絨毯を一枚買おう」と言うほうに傾いています(笑)。
奥さんからはメールで送った候補の絨毯の写真の中から、彼女の好みを聞いています。
まだ、値段の交渉には入りません。
「夜の8時頃に出発するのでその頃にまた寄るよ」と言い、絨毯屋を離れます。
で、まずは目指すのは「軍事博物館」(アスケリ・ミュゼシィ)です。
何でまた「軍事博物館」?
世界有数の規模を誇る所蔵品のため?
いえいえ、僕はそんな軍事オタクではありません(笑)。
その理由はただ一つ、毎日午後3時から行われる軍楽隊による迫力ある演奏を聞きたいだけなのです。
その昔、TVの「世界ふしぎ発見」で初めて聞いたトルコ軍楽隊のメフテル、そのあまりの異文化的旋律、音階、楽隊編成振りに、ぜひ一度生で聞いてみたいと切望していました。
ここの場所は実は初日に泊まった「ヒルトン・イスタンブール」のすぐ近く、何でこの日(水曜日)に行くことになったのかと言うと、ここ、月曜と火曜が休みという変則スケジュールなのです。
値段を安く上げるためにトイラムヴァイとタクシーを乗り継いで行ったために、到着が午後3時ぎりぎり。
もう始まってる?
でも人気(ひとけ)がありません・・・音楽も聞こえません(泣)。
どうしたんでしょう?
格好はいかめしいですが、とても気さくな衛兵に聞いてみます。
「今日は休みですよ~。ラマダン明けですからね」
え~~~っ、そんなこと聞いてないよぉ(泣)。
HPにも何にも記載がないし、だってシェケル・バイラムはもう昨日で終わりじゃん、今日からみんな普通に働いてるじゃん・・・せっかくここまで来たのに(大泣)。
この時は本当にがっかりしましたね、今でも悔しいです。
皆様にはネットで拾ったここの画像を貼らせてもらって、お許しをいただきましょう。
音も聞いてみたい?
最近ここにはYOU TUBEも貼れるようになっていますので、トルコ軍楽隊が日本に来た時の演奏が画像が鮮明できれいなので貼っておきます。
こんな雰囲気をぜひイスタンブールで味わってみたかったのですが・・・返す返すも残念です。
後半は正にオスマ~~ン・トルコって感じですよね。