イスタンブール旅情 (31) 「ガラタ塔」からイスタンブールを見下ろすと・・・

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前回取り上げた「ハムディ・レストラン」からの新市街方面の写真で、そのほぼ中央にひときわ高く聳えている「とんがり帽子」状の建物・・・それが新市街のランドマークともなっている高さ67メートルの「ガラタ塔」(Galata Kulesi)です。

場所的には、テュネルでカラキョイ駅へ降りてくると、それをまた上がっていくことになります。
イスタンブールは本当に坂の多い街です。
「ガラタ塔」への坂道はかなりきつい坂道、でも狭い道の両側にはびっしりと商店や家が立ち並んでいます。
あ、塔が見えてきました。

ここは何と6世紀という大昔に灯台として使われていたものだと・・・それを14世紀に周辺に住んでいたジェノヴァ人が、ビザンツ帝国への監視塔に改造したものが現在の姿と聞きました。
入場料の10TLを払い、エレベーターと階段を乗り継いで地上53メートルのテラスに・・・。
かなり狭いテラス(人一人で一杯くらいの狭さ)に観光客が鈴なり、日本だったら考えられないような安全基準です。
でも折からの晴天に助けられて、360度素晴らしいイスタンブールの全景が見渡せます。
僕のような「高いところ好き」(笑)には堪らない所です。
ただ普通考えられる日本人向けのツアーには含まれないスポットらしく、他では良く会う日本人に全く出会うことはありませんでした。

ボスポラス海峡と、その向こうにアジアです。
ちょっと拡大してみましょうか・・・。

更に大きくすると、ガラタ橋周辺はこんな感じ。
アヤ・ソフィアもこんな風に・・・。
手前の海は金角湾、奥の海はマルマラ海です。
金角湾の上流のほうです。

いつまで見ていても見飽きません。
ただとにかく狭いテラス、そろそろ次の人に場所を譲りましょう。
この「ガラタ塔」のテラスのすぐ下はレストランとかナイトクラブが入っていて、ベリーダンスなどの広告が出ていました。
ここのレストランも景色フェチには、相当良いかもしれません。
もちろん天気の良い日の窓際席ならば・・・ですが。

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