ここが鎧塚シェフの「一夜城ヨロイズカファーム」のレストラン部分。
中はかなり狭く、そこに25~6席が詰め込まれています。
季節が良くなれば、きっとこのガラス窓の部分を開けることになるんでしょう。
それも気持ち良さそうです。
ウェイトレスはベテランそうな人と、まだ初々しい(あまりよく分かっていない)人の混合?
額の中の字は片岡鶴太郎氏の手になるものとか・・・。
ランチはこの3600円の3コースのみ。
前菜、メイン、デザート共に選択肢はありますが・・・。
http://www.grand-patissier.info/ToshiYoroizuka/farm/#caferestaurant
アミューズには豚のリエット、鶉の卵のポーチドエッグ、マスタード風味。
小さ過ぎて味は良く分からない・・・。
パンは焼きたて熱々、本当にいま窯から出してきたって感じの3種類のパンが出てきます。
レーズンの入ったパン、ライ麦のパン、米粉のパン。
バター、岩塩、オリーブ油付き。
これは旨いなぁ、最初からパンを食べ過ぎちゃいます。
籠にパンがなくなれば、お替りも聞いてくれますし、余るとお土産にと包んでくれたりもします。
前菜は僕が帆立のポワレ、ホタルイカ、筍のソテーに春菊のソース・・・
奥さんの方は鰤のスモークにホワイト・バルサミコ酢のドレッシングというものを。
出来は、申し訳ないけどフツーかなぁ。
小さな温かいスープは里芋だったか・・・。
これももう少し濃厚あるいは鮮烈な味が欲しかったかも。
奥さんのメインは鮃のムニエル、軽いカレークリームソース・・・
僕は500円の追加料金で、黒毛和牛ほほ肉のプレゼにしてみました。
僕の方はプラス料金を取るだけあって肉の素材、煮込み方、ソース、この手の料理の手本のような出来でした。
でもなぁ、この店ならではのところがないとなぁ、余りにスタンダードな美味しさ。
(前述のように食べ残したパンはお土産に・・・)
アヴァン・デセールに桜の一口アイスが出た後、僕の方はフォンダンショコラ。
もう少しフォンダンショコラが熱々だと、添えられているバニラ・アイス、中から溢れるショコラフランボワーズ・ソースと相まって、もっと美味しく食べられたかも・・・。
奥さんの方はケーキの盛り合わせ。
奥さんの意見も「デザートが思ったよりフツーよねぇ」と・・・。
鎧塚シェフの店ということで、僕らのデザートに対する期待が高過ぎたからかもしれませんが、この値段のコースの中のデザートとして、やはりフツーとしか言いようがありません。
それでも奥さんは来たかったというここに来られて、そこそこ満足げではありました。
恐るべし、ヨロイズカ・ブランド。
ここから小田原市内へは無料で呼び出せるタクシーで・・・。
(ここはネットが繋がらない?)
午後は奥さんの気の向くままに小田原市内を散策、名物のあんパンも買ったり、彼女的には「欲しいものはすべて買った」と。
今回は奥さんの希望を全面的にいれたショートトリップ、東京からは本当に近いリゾート地で、サクっと行くには良いところでしたよ。