日帰り札幌

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出発

「日帰り札幌」の報告です。
まずは、この写真から。

何これ?
ただのマクドナルドのセットじゃん。
でも、これ無料なんです(笑)!
その理由は、JALの「JALタッチ&ゴーサービス」(QuiC)を利用してチェックインしたからです。
このサービスを利用してチェックインをすると、セキュリティゲートの「ピッと端末」で出力される「お客様控え」の裏に、マックの無料引換券が付いているのです。
それを持って全国どこのマックでも、ビッグマックのセットか、今回の僕のようにてりやきマックバーガーのセットか、プレミアムローストコーヒーかが無料でいただけるのです。
僕は当たる確率が以外に高くて、たいていビッグマックかてりやきが当たります。
結構お得なJALのサービスです。
ただ新千歳空港にはマックはありませんので、これは地元に帰ってからの写真です。
さて、新千歳空港、ここはお土産店が軒を連ねていて、まさにお土産の宝庫ですね。
その中でも最近の一番人気は、永遠の定番「白い恋人」をしのいでこれなんだそうです。
花畑牧場の生キャラメル。
うわさによると、品薄で、何時間も入荷まで待つんだとか・・・。
ところが、僕が空港で地元スタッフの迎えを待つ間、お土産屋のあたりをぶらついていると、なんだ、有るじゃないですか、普通に。
こんなに普通に買えるのならと僕も、TV芸能人好き(?)のおフクロさん用に2個購入。
会計を済ますと、もう生キャラメルのあたりは黒山の人だかりです(本当)。
「ここにあるよ~~」と大声をあげている人もいて、もうみんな奪い合うように生キャラメルの箱を手にしてきます。
すごい光景です。
だって僕1~2分前に普通に買ったんですよ。
ビックリしたように見ている僕に、横にいた店員が「お客さん(僕のこと)が買う直前に入荷したんですよ、お客さんはほんとラッキーでしたね」と。
え~~~、そうなの?
この時間、他の店はどこも生キャラメルの売り場は空でした。
もう偶然が生んだラッキーさ。
おフクロさんに、この顛末の土産話も出来たし、大満足で地元スタッフの到着を待つことが出来ました。

奥さんとオフクロの感想。
「良く買えたねえ」
「口に入れると溶けちゃう感じ」
「歯にくっつかない」
僕の感想。
「キャラメルの懐かしさと、素朴な美味しさの再認識」
「でも、値段高くね?」(笑)

狸小路周辺、「赤星」など

午前中の予定も無事終了。
その館内にもちょっとしたレストランはあったのですが、ここは札幌中心部、どこか「旨そうな」ところでお昼を食べなければ、僕の気がすみません(笑)。
で、この地を良く知る地元スタッフ(20代後半?の男性)一押しの、この店に行ってみることにしました。

らーめんサッポロ「赤星」という店です。
この店のある狸小路7丁目辺りは前に来たこともあるし、それに札幌の道は碁盤の目のようにスッキリしているので、簡単に見つけることが出来ました。

こじんまりしていますが、手作り感溢れるとても好印象のインテリアの店。
それに応対してくれるご主人が、ラーメン屋にありがちなゴリゴリ系(何じゃ、それ?)のイメージではなくて、ソフトでやさしい感じです。
これは最初から○な雰囲気です。

これが僕の注文した醤油ラーメンと鶏の炙りチャーシュウ。
値段はなんと、いまどきラーメン一杯500円、チャーシュウに至っては本格的なのにたったの50円だそうです。
しめて550円!
まだ若い地元スタッフ一押しの理由のひとつも、この値段の安さにあるようです。

で、安いだけかというとこの醤油ラーメン、なかなかのものでした。
美味しいんです。
醤油ラーメンといっても僕らの思う醤油ラーメンと違って、和風の魚出汁が強めに香って、油もやや強めです。鶏ガラベースの白湯スープも入っていそうです。
麺は中細くらいの麺で歯ごたえもあり、まずまず美味しい麺。
この店はなんでも「自家製」が売りのようですから、この麺もきっと自家製なのでしょうね。
それがこのスープと絡むと、具材の岩海苔やメンマも効いて・・・・マイウ~(笑)でした。
量は少なめですが、何しろこの値段ですから、僕には問題なしです。
この店のお勧め、さばにんにく粉を振りかけても、よりコクの出た別の味が楽しめました。
約束した昼の自由時間は約1時間。
まだ時間もあるので狸小路を散策です。
すると、まだ閉まっていましたが、こんなレストランが。

かなりリキの入った(?)シンガポール料理店です。
「コピティアム」なんて良い名前じゃないですが、シンガポールじゃ普通ですが。
外に出ているメニューにはなんと肉骨茶(バクテー)まであります。
日本で食べる肉骨茶、どんな味なんでしょう。
もっと歩いていくと、大行列の店が。

あっ、ここ、昔「ぱんじゅう」なるものを買った店では?
皆さん「ぱんじゅう」って知ってます?
「ぱん」と「まんじゅう」の合いの子って意味から名づけられたらしいお菓子。
中にあんことかクリームを入れた人形焼のようなもの(もちろん表面の模様無しです)。
特に美味しいとは思っていませんでしたが、どうしたのこの行列?
理由はすぐ分かりました。
行列の人たち、日本をしゃべっていません。
看板も日本語じゃないような・・・。
いまこの店は台湾や香港、大陸の人たちの札幌観光の定番スイーツ店なのだそうです。
台湾のTVではしょっちゅう取り上げられているらしいです。
ところで、このお店にいるオネーさん、台湾語も広東語もダメみたいですが、英語の発音はなかなかのものでしたよ。
僕は今回見るだけだったんですが、人助け。
台湾人のお客さんが「袋をもう一枚」と言っているのを、オネーさんに通訳してあげました(親切でしょ)。
まだ時間があるので、中古レコード屋のここにも。

ここ意外な穴場で、東京とは別の品揃えと北海道価格(安い)で、前にも「おいしい思い」をしたことがある店なんです。

今日も収穫あり、シングル盤を2枚、かなり安い値段でGETしちゃいました。
盤もきれいだったし・・・。
そんなこんなでまた仕事場に戻り、午後の仕事に入りました。

スープカレー「yellow」

朝からがんばったせいで、結構午後は早めに終了です。
昼間買った中古シングル盤などを鞄にしまっていると、音楽好きというあるスタッフに声をかけられました。
音楽のジャンルは違うものの、音楽好き通し話が合い、(早めの)夕食場所に「音楽好きが選んだ」スープカレーの店を二つほど教えてもらったのです。
両方とも場所は近く、ここからも歩いて10分くらいらしいのです。
飛行機の出発は8時半、まだまだ時間は充分にあります。
空港まで車で送ってくれるというご好意を無にして、またまた自由行動。
(変な奴って思われたことでしょうね)
で、ここがその彼お勧めの店の一つ「イエロー」です。

わっ、かなり暗い。
色使いが大胆。
クラブ・ラバー用のダイニングバーといった感じのインテリアです。
ターンテーブルもちゃんと中央にあって、これは僕ら向き?
で、肝心のスープカレーは?

これがまた驚くほど全うでした。
札幌の各種スープカレーのランキング(そんなのあるの?)で常に上位というだけあって、「夏野菜のスープカレー」の野菜の下拵え、スパイシーなスープ・・・レモンを絞ってかけた五穀米ともども、充分合格点です。

まだ時間とお腹に余裕があるので(笑)、教えてもらったもう1軒にも行ってみました。

POLVO

またいつ札幌に来れるか分からないので、もう1軒、教えてもらったスープカレーの店に行ってみました。
残したっていいや・・・そんな感じで。
「yellow」から歩いてすぐ近くに、この「POLVO」はありました。

階段を上がるとそこはもう店、愛想の良いご主人(まだ若そう?)が迎えてくれます。

さすが音楽ファンが推薦してくれた店らしく、ここはインディーのソフト・ロックやシンガー・ソングライターのアナログ・レコードで店が飾られています。
きっとご主人の趣味なのでしょう。
確か以前行ったことのあるスープカレーの店はレゲエでノリノリ、あともう一店はラビ・シャンカールがかかっていました。

札幌のスープカレー店には、カレーだけではなく、音楽にも「ポリシー」があるみたいです。
僕がここで注文したのは「普通じゃない」(笑)スープカレー、なんと納豆とひき肉のスープカレーというものです。
メニューを見て「何、これ?」のメニュー。
食べてみると確かに引き割り納豆とひき肉です。
それにオクラ。
少し粘るし、香りも納豆だけど、やっぱりカレー?(笑)
何とも独特の食感、香り、味わいです。
決して違和感は無く、むしろ癖になりそうな・・・・とにかく美味しいといえる味でした。
化学調味料の味も全くしないし、このご主人のカレー作りの苦心が分かるスープカレーといえるでしょう。
後でグルメ本を見たら、「村上カレー店 プルプル」派・・・とありました。
その店の名前は僕も知っていましたが、どんな「派」なのかは??です(笑)。

スープカレー屋2軒でお腹は超満腹、これは腹ごなしに動かねばと、札幌駅まで歩きます。
「大通り」辺りから駅まではたいした距離もなく、TV塔なども横目で見ながら、15分弱。
夜には雨かも?といわれている割にはまだまだ空は大丈夫そう、そこで札幌一高い場所、JR札幌駅直結のJRタワーにも上ってみました。

入場料は700円、客はほとんどいません。
地上173メートルの高さだそうです。
でも、僕はもっともっと高いところに上っています。
★台北101
★シアーズ・タワー(シカゴ)
★IFCビルII(香港)
★エンパイアステートビル(NY)
★ペトロナス・タワーズ(クアラルンプール)
★ジンマオ・タワー(上海)
★高雄36ビル
★エーオン・センター(シカゴ)
★ジョンハンコック・センター(シカゴ)
★地王ビル(深?)
が多分、世界のtallest buildingsだと思いますが、すべて制覇しています(笑)。
しかもこのブログ(shackinba1の時代も含めて)に、高雄とKLのペトロナス以外はすべて取り上げているというのも、我ながらスゴイです(笑)。
まぁ、まさに「○カは高いところが好き」を地でいっているってことでしょう(笑)。
上の写真は小樽方面。
下の写真は、「すすきの」方面を見たところです。

ここはトイレもご覧のように開放感溢れています(笑)。
身障者用のトイレも、素晴らしく広く豪華です。
でも館内には僕以外に誰もおらず、利用する人もいなそう・・・1枚シャッター切っちゃいました(笑)。

時間はもう6時半を過ぎましたが、まだ暗くなりません。
あと30分もすれば街の明かりできっともっと綺麗になるのでしょが、時間的にはそろそろのタイムリミットです。
札幌駅から空港に行く電車が人身事故のために遅れ気味、やや早めの札幌出発にして、あせらずにすみました。
この日も良く動き、良く食べ、(小さい声で)良く働いた(笑)日でした。

おみやげ

札幌のお土産は、前に書いた生キャラメルと、この二つ。
新千歳空港で、搭乗前にあわただしく買いました。
ともに「古典的」とも言えるくらい、古くからあるお土産のような気がします。
まず、チョココーティングされたバウムクーヘンの「三方六」。

最近はバウムクーヘン専門店が沢山出来ていますが、僕の中では不動の位置を保っているバウムクーヘンなんです。
専門店のよりずっと安くて、味と食感は全然負けてません。
新しいお土産に押されて見過ごされがちですが、白樺の木を模したチョコレートのアクセントも北海道らしく、もう少し評判になってもいいお菓子では、と思ってます。
もう1つは、本当に昔からあるお菓子、「わかさいも」です。
おフクロさんが懐かしがると思って・・・。

それは、大昔のうちの親父の北海道土産の定番だったからです。
驚いたことにこのお菓子、なんとこんな時代(写真参照)からあったんですね。
もう70年以上の歴史?
すごい、です。
ところでこの「わかさいも」というネーミングですが、実はこれ「いも」の成分は一切使われていないんだそうです。
興味のある方はこれを。

そう、白餡で限りなく芋に似せて作ってあるお菓子なんです。
しかも、こんがりとしたした皮に塗られているのは、卵と醤油を合わせた、卵醤油。
何と、和菓子に醤油を使ったのは、当時全国初の試みだったそうです。
この香ばしさも、このお菓子の長寿の秘密なのかもしれません。
案の定、おフクロさんも「昔、お父さんがよく・・・」とお決まりのプレーズで上機嫌になってくれました。

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