東京周辺に幾多のケーキ屋さんあれど、この横浜の「ベルグの4月」をその名店として、忘れるわけにはいきません。
お店は、「たまプラーザ」駅から徒歩8分ほどの場所、我が家からは結構遠いところにあります。
(店名は、オーナー・シェフがスイスで修行した「オテル・デ・ベルグ」のベルグと、新たなスタートの季節を意味する4月を合わせたものだそうです)
それでも、最低年に1回は、特に一昨年からはこの夏の時期に、この店のスペシャリティーである「アントルメ・グラッセ」(分かりやすく言うとアイスクリーム・ケーキ)を通販で買っています。
その種類は色々あって、最近は何と14~5種類の「アントルメ・グラッセ」が用意されているようです。
今年は「ストロベリーショートケーキ」というのにしてみました。
ま、言うなればイチゴのショートケーキがそのまんまアイスクリーム・ケーキになっちゃったってやつですね。
この「アントルメ・グラッセ」は、専用の発泡スチロールの箱に入ってクール便で送られてきます。
冷凍庫に入れておけば、日持ちもするので、少しずつ切り分けて食べます。
冷凍庫から出して10~20分位で、アイスクリームはちょうど良い硬さに、スポンジもフワフワに、イチゴは10分ならまだ少し硬くシャリシャリ感がある感じ、20分もたつと冷た~い瑞々しいイチゴに変わってきます。
きっとこうした「アントルメ・グラッセ」を作るには、普通のケーキを作るのとは違った技術が必要なのでしょう。
たぶん安定剤などの使い方が大きく違うのだと思います(想像ですが・・・)。
「アントルメ・グラッセ」にはいろいろな種類がありますから、例えば「ミルフィーユ」のように中にパイ生地を使っているものとか、「シシリアンフレーズ」のようにダックワーズでサンドしているものもあるわけです。
それぞれに僕らには分からない技術が隠されているのでしょうね。
「トゥッティ・フルッティ」、リボンがかかったデザインがきれいな「モンサレ」、アーモンドとナッツの「ノワイヨー」など、来年、再来年の夏も、ぜひぜひオーダーしてみたいと思っています。