僕らの泊まった赤坂・紀尾井町の「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、ラグジュアリーコレクションホテル」。
34階のクラブラウンジでゆったり座り、窓からの大東京のパノラマを見ながら、ウェルカムドリンクをいただき、更にはテーブル上一杯に出されているスイーツも堪能させてもらいます。
僕らの部屋はラウンジと同じ34階と・・・。
ラウンジ・スタッフが部屋までアテンドしてくれ、部屋の説明、使い方を丁寧に教えてくれます。
部屋のドアなどは通常の「プリンス・ホテル」よりは重厚な作り。
閉まる時もピアニッシモ、嫌な開閉音がありません。
部屋番号の下には小さなライトが付き、たぶん赤は「ドン・ディス」、緑は空室の表示かも(不確か)。
あれっ、ドア脇のこれは?
僕が聞く間もなく、部屋のドアが開けられ、中に入るよう促されます。
細長いホワイエの奥に部屋があるようです。
ホワイエの右側には大きな姿見、左側には・・・やはりドア脇の鍵付きのドアはヴァレー(VALET)ボックスでした。
最後までここの説明はなく、翌朝の新聞やシューシャインサービスの受け渡しにも、ここは使われませんでした。
こうしたボックスというかクローゼット、ホテルによって呼び方が異なるので正式には何と呼ぶのか分からないのですが、入口のドアを開けなくても物の授受が出来る便利なこれを、このホテルではパスボックスと呼んでいるようです。
奥に入って行きます。
おぉ、こういう作り!
窓はカーテンもブラインドも全開にされていて、窓も大きく2面あるので、明るく開放感を感じる部屋です。
いかがです?この感じ。
さすがはコーナールームです。
この東京のど真ん中に建つ高層ホテルに泊まるからには、窓からの景色は最高のご馳走、それを目いっぱい楽しむためにはこうした角部屋でしょうということで、この部屋タイプを選びました。
予約は大手予約サイトの「一休」からで、プラン名は「特別価格&ビューバス付『グランドデラックス コーナー』へアップグレード!クラブ特典付 3月までの宿泊」という長いもので、「グランドデラックスコーナーキング」(ダブル)1泊2名1室81972円というもの。
僕らの宿泊は土曜日だったので、ウィークデイよりさらに高く、8万円という値段にはビビりましたね(笑)。
shackinbaby家的には高過ぎ、最近こんな値段を出してホテルに泊まったことはありません。
ま、「一休」のポイントがここから引かれるし、前にも書いたようにここに泊まるきっかけは西武系列のレジャー設備で使える金券をいただいたからで、その金額も引かれますが、それでもため息の出る値段。
もちろんサードパーティー経由の現地払いにもその金券が使えるか確かめてからの予約です。
(ソファは4人くらいは掛けられるL字型、もう少しクッション性が良いと好みなのですが。たっぷりのクッションは色合いも含めて〇。窓際のデスクにはBoseのCDプレーヤー。TVのリモコンは和デザインの箱入り。机は段差のある面白い作り)
全体に良く揃っているホテル内ですが、ここまでは部屋の広さ(58㎡)に比して、ややごちゃごちゃ家具が置かれていて、大柄な人には少しせせこましい気がするかもしれません。
逆に特筆すべきはガラス窓のきれいさ。
これで外の景色がよりクリアに見え、いつでもこの状態位に保つことが出来ていたら、これはすごいでしょう的・・・。
クローゼットは左右非対称に開きます。
ネスプレッソ完備。
鉄瓶風(重くない)のスタイリッシュな茶瓶。
ティーバッグなどはホテルのオリジナル・ブランドでした。
リヴィング・スペースをまとめて見たところ。
さてこの部屋は前述のように「グランドデラックスコーナーキング」という部屋タイプ。
58㎡はありますが、ジュニアスイートではないので、リヴィング・スペースとベッドの間には仕切なしです。
白いクローゼット。
エナメル塗装で、かろうじて安っぽさから救われています。
まだ出来たててどこもきれい、必要なものは大体揃っています。
靴べら、ブラシ、使い捨てのスリッパ(小さ目)も・・・。
浴衣もあるし、バスルーム前にはバスローブも、そしてターンタウンの時にリクエストでパジャマも置いておいてくれます。
パジャマは着心地の良いもの。
空気清浄機付き。
温度、照明などのコントロールはベッドサイドにあるiPadでも簡単に操作できますが、壁面のコントローラーも分かりやすいです。
この後は次回に触れますが、最後にフロア・マップを・・・。