スカイマークを取り巻く状況を定期的に取り上げています。
今回の記事はスカイマーク・ANA案で決着した裏側などに言及した『羽田空港で業界唖然の「事件」 ANAのスカイマーク「骨抜き」を許す国交省の偏重行政』という8月12日付けの記事で、かなり感情も入っている気もしますが、おおむね僕の思いと似ているので取り上げてみました。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150812-00010001-biz_bj-nb
「国交省は直ちにANAHD優遇の航空行政を改めて、国内航空市場の競争促進に舵を切るべきだ。新規参入を促すために、すっかり2社寡占が定着してしまった羽田の国内線発着枠開放が不可欠なことはいうまでもない。この発着枠は本来、航空法で5年に1回、状況をチェックして配分し直すことになっていながら、これまでその規定が有名無実化していた」
の結びの部分はその通りと思うもの、その解決方法として
「ANAHDが保有している新興航空会社株を強制的に放出させて、その従属関係を断ち切るとか、ANAHDの羽田空港発着枠のシェアがJALのそれより突出している20%分を取り上げて、新規参入者に付与するといった荒療治が必要だ」
という筆者の提案まではどうも賛同しかねる思いです。