バンコク弾丸旅行、滞在はたったの22時間 (8) 「AGALICO」は秘密のティールーム

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結局は「ジム・トンプソン」で買ってしまったクッション・カバー。
買うまでには色々歩いたんです、暑いバンコクの街を・・・この苦労をうちの奥さんは分かってくれません(笑)。
といっても、その「街歩き」が、僕、大好きなんですけどね・・・(笑)。
BTSの「プロンポン」駅で降りて「エンポリウム」に・・・目星をつけていた店(タイ雑貨、家具を扱っているコーナー・・・)には、ちょうど良いものはありませんでした。
次は「エンポリウム」の反対側、スクムビットのソイ41にあるホアヒン・コットンの名店「コマパット」を目指しますが、残念、あるはずの店が見つかりません。
(あるいは、お休みだったのでしょうか?)
ついつい、このソイの奥は何があるんだろう・・・と探究心がわいてしまうので、結構な運動量です(笑)。
少し疲れたので、どこかでお茶したい、昼飯にはまだ早いし・・・。
で、思いついたのがトンローにある「アガリコ」(Agalico)です。
BTS「プロンポン」駅の一つ先が、日本人の多く住む「トンロー」地区。
BTSの「トンロー」駅から「プロンポン」駅のほうに戻るように歩いて数分、この何の看板も表示もない真っ白い建物は比較的簡単に見つかります。
ここが週末にしか開いていない「秘密のティールーム」(笑)の「アガリコ」です。
この日は日曜日、たぶん開いているはず・・・。

あ、ドアは開きました、やっています。
眼の前に、一面真っ白の、タイとイギリスを混ぜてコロニアル・スタイルにしたような天井の高い(2階まで吹き抜けです)空間が広がります。
冷房もキリっと効いて・・・でも大きな窓からは木々越しに陽の光が一杯差し込んでいて、これは居心地良さそうなティールームです。

バックグラウンド・ミュージックは無し。
店員は笑顔ですが、声を出しては挨拶しません。
席にも案内せず、好きなところに好きなように座っていい、というような仕草をします。
静寂が支配する空間です。
でも暖かさも充分感じられます。
tranquil and peaceful sanctuaryって感じでしょうか。
店員は注文さえ取りに来ません。
こちらがカウンターに出向いて、注文するのです。
スコーンやケーキなど数種類がカウンターの上に・・・あとは飲み物を選びます。
ここは(カフェというより)ティールーム、飲むならここでは紅茶でしょう。
でも・・・でも、ここ、ティーバッグなんですよ、その紅茶が。
トワイニングのティーバックから好みのを選ぶんです。

ここは本物の茶葉でやって欲しかったなぁ・・・(笑)。
ケーキはキャラメルのケーキにしましたが、ま、普通のケーキです。
日本だったら平均より下になってしまうかな・・・。
色々なスペース、色々な椅子やソファー・・・その時の気分で好きな所に座れます。
(この店のHPによると、ここに置かれている家具などすべてが「売り物」だそうです
http://www.agalico.co.th/)
あ、奥に庭がありそう、出ても良いのかな?

ドアを開けて外に出てみると、ここが「トンロー」駅から歩いて数分、すぐそばにバンコク有数の混雑道路のスクムビット通りが走っているなんて信じられないほどの緑豊かな庭園が広がっています。
庭の奥にはイギリス式のちょっとシノワズリーも感じられる東屋が・・・。
ここは人数さえ集まって(6人以上?)予約をすれば、使わせてもらえるそうです。
この日は中には入れませんでしたが、ここでのお茶会、きっと素晴らしい時間になるになると思いますよ。

ここは3階までこの「白い家」が続いています。
2階から見下ろすと、こんな感じです。
紅茶とケーキ、実にゆったりした平和な時間が通り過ぎます。
これで値段は190バーツ(510円)、バンコクにしては高い値段ですが、この雰囲気にこの値段は決して「高すぎない」と思います。

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