ホテル一泊のウルトラ弾丸シンガポール (10) マレーシア文化村、マワギャラリー

スポンサーリンク

僕の参加した「ジョホールバール観光ツアーとマレー料理」というシンガポール発のツアーは
     8: 00-8:40 指定ホテルより出発、シンガポールとマレーシア出入国手続き
     9: 40 アブバカールモスク→マワギャラリー(閉館時:王宮博物館とラーキンスタジアム外観の観光)
     11: 05 マレー村→現ジョホールバル政庁(旧山下将軍の見張り台)
     12: 05 バティック工房
     12: 30 マレー料理ビュッフェの昼食 (出入国手続き)
     14: 30 DFSギャレリア(オーチャード地区)にて解散
というスケジュール。
全体にもっとジョホールバルの町自体を楽しめるのかと思ったら、マレーシア情緒を味あわせてくれるショッピング・ツアーみたいな感じでした。
その最たるものが上記スケジュール表に「マレー村」と書かれている「マレーシア文化村」(カンポン・モハマド・アミン)なるところ。

実に簡素な作りのバラックのようなところに、マレーシア観光のmust itemを一堂に集めて、要はショッピングをさせようという、ま、お土産屋みたいなものです。
ここはマレーシアの田舎(カンポン)をイメージしているそう。
そういわれれば・・・(苦笑)。
入場するとガイドが「マレーシア的」なるものを次々に説明していってくれます。
流れ作業です。

まずは、ゴムの木。
「触ってごらんなさい、ねばねばしてるでしょう」
ガイドの声が響き渡ります。
これはカカオの木。

錫を加工してピューターを作る実演。
コーヒーの木。

これはマンゴスチンの木なんだとか・・・。
そうそうマンゴスチンと言えば、マンゴスチンの外皮に含まれるポリフェノールの一種のキサントンという物質に、がん抑制効果があることが発表されたのはまだまだ耳新しいことでしたよね。
それからマンゴスチンのあの赤い色にはご注意を、衣服に付くとなかなかあの色は取れないです。
これは写真撮影用のセット。

ここに来る前に寄った「マワギャラリー」にも同じようなものがあって、こっちはもっとずっと本格的なものでした。

(カメラをバスの中に忘れて、携帯で撮ったので画素数が少ない画像で失礼いたします)
「マワギャラリー」はジョホール州の王妃が管理する展示館で、歴代の王族の写真や装飾品が飾ってあり、歴史の勉強が出来るようになっています。
また「マレーシア文化村」に話を戻します。
ディスプレイしてある民俗楽器。
発砲スチロールの箱など見たくないものも見えてしまうところが、ここのチャチいところです。
アンクルン(アンクロン)の実演もありました。
マレーシアだけではなく、フィリピン、インドネシア、ベトナムなどアジアで広く使われている竹楽器です。
カラカラとした乾いた響きが実に良い雰囲気。
2本のオクターブに調律した竹筒を枠に吊るして、竹筒の下の部分の飛び出した竹片が切り込みの入った竹に当たって音をだすという面白い構造になっています。
音そのもを出すのは簡単で僕でも振るだけで心地良い音が出せますが、彼らのようにメロディーを流暢にはもちろん相当に難しいことのようです。
ハンドベルのように一人が1音か2音を担当し多くの人によって合奏することも多いらしいです。

馬をテーマにした民族舞踊もありました。
観光客が来るたびに踊っているようです。
無料の飲食も付いていて、コーヒー、紅茶、マンゴ茶などの試飲、クッキー類やカレーの試食と盛りだくさんです。

そしてそれらが「美味しい」となると、「では、そこで売ってますよ」と・・・。
するとツアーの参加者、付属の(と言うかここが本命)ショップで色々の「マレーシア的なるもの」を買い込むわけです。

上手く出来ています(笑)。

タイトルとURLをコピーしました