ハワイの「出雲大社」にお参りした後は、タクシーでここに・・・。
(チャイナタウンには流しのタクシーは走っていないので、呼ぶことになります)
「リリハベーカリー」(LILIHA BAKERY)です。
ハワイの人なら誰でも知っている人気ナンバーワンのスイーツ・ショップ。
創業は1950年。
日系のタカクワ夫妻が始めた小さな店で販売していたご主人手作りのパンが評判になったベーカリー。
今では主流はスイーツで、この店名物の「ココパフ」はロコの手土産や差し入れの定番中の定番です。。
ロコの大好きな「シャンテリーケーキ」、日本人観光客の好きな「マラサダ」、他にもさまざまなペストリーやケーキがショーケースに所狭しと並んでいます。
僕の舌的には「マラサダ」など人気の「レナーズ」(LEONARD’S)などより相当上、うちの奥さん達にも絶対味わってもらいたかったのです。
店はいつでも相当な込みよう、駐車場にも車が一杯です。
まず店に入ったら、整理券を受け取ります。
日本の銀行などと同じシステムです。
自分の番号が呼ばれるまで、ショーケースの中をよ~く品定めしましょう。
ただ僕らはスイーツ天国の日本から来ているので、ありきたりのスイートは遠慮して、名物の「ココパフ」とか、ハワイアン・スイーツの代表である「マラサダ」を選ぶのが適切でしょう。
併設のダイナーはカウンター席だけですが、アメリカ料理のほか「ロコモコ」や「サイミン」などお馴染みのローカル料理が楽しめます。
そしてここ、何と24時間営業なのです。
混んでいますが店員は比較的親切、気持ち良く買い物出来ます。
「レナーズ」より美味しいのに日本で有名じゃないのは何故・・・それは一にも二にもそのロケーションです。
ツーリスト・エリアからは大分外れています。
大まかに行くとワイキキからホノルル空港に行く途中と言ったら良いでしょうか。
なので奥さん達は「ワイキキトロリー」でチャイナタウンまで来て、そこから「リリハ・ベーカリー」までタクシー、買う間タクシーに待ってもらって、「アラモアナ・ショッピングセンター」まで乗ったそうです。
料金は奥さんのことでうろ覚えですが、20ドル台だったと、30ドルでお釣りをもらったような気がする・・・とのことでした。
「マラサダ」を2個、「ココパフ」を1つで値段は4ドルちょっと・・・安っ!激安ですね、これ。
4ドルの買い物に20ドル以上のタクシー代を使うのも考え物ではありますが・・・果たしでお味は、奥さん達、気に入ってくれたでしょうか。
ココアのクリームパフ(シュークリーム)なので「ココパフ」。
見た目は小さそうですが、チョコレート味のカスタードがしっかり詰まっていて、ずっしり重い、食べ応えのあるスイーツです。
上に掛かっているのはミルク&バター風味のクリーム、これがまた濃厚で、日本にはこの濃厚さはないなって感じです。
で、僕のお薦めの「マラサダ」。
ちょうどショーケースに出ていたのが「リリコイ」(パッションフルーツ)と「レッドビーンズ」(小豆あん)だったのでそれらを買ったんだそうですが、「マラサダ」のふんわりふっくらした生地の具合、軽く油っぽくない揚げ方、何より目の覚めるようなリリコイの濃い酸っぱ甘さ、逆に甘すぎないあんこ・・・もう最高だったと・・・。
「必ずしも揚げたて熱々では売られていないのにこの美味しさは何?」と僕に聞かれましたが、僕はもうここ数年、ここのを食べていません。
美味しさの理由を探しに、ぜひ近々ここに行かなくてはです(笑)。
彼女曰く「4ドルのために20ドル以上使っても、ここのを食べられて良かった」とのこと、ヴォリュームも十分なので、これ一つとドリンクで女性なら十分な食事になるかもしれませんね。
僕も奥さんも、そしてロコの人たちも大絶賛の「リリハベーカリー」でした。