ピンチョス・バルの「イラティ」でバスク地方の一口おつまみをランチにした後、「ランブラス通り」を少しぶらつきます。
素晴らしい天気!
僕のバルセロナは30日夜の雨、大晦日は雨後曇り、元旦は曇り時々晴れ、そして今日は快晴と日に日に良くなってきています。
やはり旅行中は晴れが良いですね。
それにバルセロナは青い空が本当に似合う街です。
「ランブラス通り」を「こんなに晴れると気持ち良いよなぁ」などと思いながら散歩していると、ハタと頭によぎることが・・・それは「ランブラス通り」最南端の海辺に建つ「コロンブスの塔」です。
あそこなら、この天気が100%生かせるはず。
そう、あの細い塔は上に上がれるのです。
天気の良い日に上に行けば、バルセロナ滞在を締めくくる絶景が見られるかも。
「コロンブスの塔」までは「ゴシック」地区からは少し歩きますが、腹ごなしになります。
あ、見えた、「コロンブスの塔」。
塔の上でコロンブスが指さしているのは、まさに「新大陸」の方向です。
バルセロナで1888年に開かれた世界万国博覧会で除幕式が行われた歴史ある塔です。
この瀟洒な建物は確か昔の税関だったはず。
前日、日本語の観光バスに乗った時にガイドさんがそんなことを言っていたのを思い出しました。
あの時は曇り空、そういう意味で今日は絶好の「コロンブスの塔」日和です(笑)。
この塔、面白いことに、意外にも上に上がるエレベーターの口が分かりずらいんです。
僕は入り口を見つけるのに、恥ずかしながら2周もしちゃいました。
入場料は「バルセロナカード」を持っている人は無料(有償だと4ユーロ?)。
でも要注意です。
カードを持っているだけでは駄目なんです。
「バルセロナカード」と一緒にもらう冊子の中央部に挟み込まれている赤いチケットを持っていかないと無料にならないんです。
エレベーターは極狭。
エレベーターを操作する人の他、3人しか一度に乗れません。
上った先は去年行ったイスタンブールの「ガラタ塔」みたい。
360度景色を見られますが、通路は人一人通れるかどうか・・・という超狭いもの。
ちょっと「押し合いへし合い」なこともあります。
で、ここの高さは地上60メートル。
着たい通りの良い景色で、僕のような「高いところ好き」には堪りません(笑)。
↑の写真では、昔の税関の奥にはバルセロナのウォーターフロント、通称「ポルト・ベイ」が広がっています。
これが僕の歩いてきた「ランブラス通り」、観光客に人気ナンバー・ワンの大通りです。
「モンジュイックの丘」からも良く見えた「座薬」ビル。
「サグラダ・ファミリア聖堂」も大きいですね。
「カテドラル」も修復中。
あそこから歩いてきたのです。
だいぶバルセロナの地理が分かってきているので、昨日の「モンジュイックの丘」の時より、どこがどうと良く分かります。
しばしバルセロナの市街を360度鑑賞・・・でも、名残惜しいけど、そろそろ時間です。
午後2時には荷物をまとめて、ホテルをチェックアウトしなければなりません。
眼の下には「海洋博物館」、この手前の辺りに客待ちのタクシーがたくさん停まっています。