マイ・ファースト・スペイン　（５２）　「ソコドベール広場」へ

圧巻の「カテドラル」を見学した後（写真撮影不可なので、ここでは大きく取り上げられませんでしたが、感動度は今回のスペイン旅行中一二を争うものでした）、またも人の流れに乗りながら、トレドの旧市街を歩きます。
（ちなみにここの旧市街は現地では「CASCO HISTORICO」と呼ばれるそうですが、英語の「old town」でも充分通じます）

そんな道中で、僕が唯一買い物をした店が、この「ＣＡＳＡ　ＣＵＡＲＴＥＲＯ」です。
トレドだから名物の象嵌細工の店？
いえいえ、あれはどう見ても日本の家には合いません。
なので、ご覧の通り、地元グルメのセレクトショップです。
日本のガイドブックなどには載っていませんが、誠実そうな店主の知識量と英語の通用度で、ここはお薦めの店と言えると思います。

イベリコ・ハム、山羊のチーズを中心にかなりな種類のチーズ、ワイン・・・どれもこだわりのセレクションのようです。
店主の薀蓄もすごいです。
↑の写真の右上の黒いものは？
もしかしてワイン入れでしょうか？
僕がここで買った地元のジャムは、うちの奥さんに大好評でした。
どんどん商店が多くなって人混みもすごくなっていきます。
焼き栗の屋台も出ていますが、あまり美味しそうな匂いは立ち込めていませんでした。

曲がりくねった細く狭い道を抜けると・・・
トレド観光の「臍」的存在の「ソコドベール広場」に到着です。
この「マクドナルド」の２階に無料のトイレがあります。
トイレが日本のようにはあまりないトレド（スペインでと言い換えても良いかもしれません）では貴重な存在で、これは覚えておいて良い場所かと思います。
あ、何？、これ？

「ソコトレン」（ＺＯＣＯＴＲＥＮ）と電車型のミニバスです。
観光客を乗せて、約４０分かけてトレドの町を回るんだそう・・・途中下車不可、乗車時間指定制で４・２５ユーロという料金。
面白そうですが、ちょっと大の大人が恥ずかしいかな（笑）、この乗り物。
乗ろうか、乗るまいか・・・でも、腹も減ったよなぁ・・・。
ということで、ランチのほうを優先することにしました。
相当石畳の上を歩いて、足も疲れたし・・・です。