さぁ、台北の「桃園国際空港」(台湾では「空港」は「機場」です)に到着です。
ここにはターミナルが2つあって、JAL(旧JAA)はその第2ターミナルに着きます。
空港は比較的新しく、表示も大きく沢山あるので、僕のような台湾は久しぶりの個人旅行者も、迷わずに行動出来る設計です。
表示板はさすがに漢字ばかり(笑)、わぉ!台湾に来たどぉ~!(笑)です。
(「長栄」はエバー航空、「新航」はシンガポール航空、「港龍」はドラゴン航空です)
お昼のこの時間、他の日本各地からのフライトも着きますので、イミグレは日本語で溢れています。
窓口は沢山開いているので、待ち時間は思ったほどでもありません(10分くらい?)。
税関をフリーパスで潜り抜け、まずは銀行で最低限のお金を両替します。
台湾の通貨は「新台幣(シンタイピー)」・「NT$(ニュータイワンドル)」と呼ばれています。
単位は「元」ですが、紙幣には旧字で「圓」と書かれていて、口語では塊(クアイ)と呼ばれているそうです。
この日は1NT$が約2.9円でした。
では、以下に僕のような空港初心者用に、市内行きのリムジンバスまでの道順を書いておきますね。
「バス?珍しいね、タクシーじゃないの?」
と尋ねられる方も多いと思いますが、今回は特別時間にせかされることのない全くのプライヴェート旅行、時間がかかったってぜんぜん構いません。
タクシーで市内のホテルまで行けば約40分で、お値段は大体NT$1300前後と・・・。
バスなら約1時間かかるけれど、何と約9分の1のNT$145でOKなんだそうです。
この差はどう考えても大きいでしょう(笑)。
もちろん「特別な行き方」(現実的ではない・・・という意味です)ですが、ここからは台湾新幹線桃園駅とはシャトルバスで連絡していますから、ほんの数分の乗車でしょうが、新幹線で街中まで行くことだって出来ます。
出口を出て右に向いて進むと、台湾ではお馴染みの「赤地に白」のロゴの「新東陽」が・・・。
そこで更に右に折れると、↑の地図の「バス切符売り場」と書かれた場所に出ます。
中に入るとリムジンバス各社のカウンターが並んでいます。
(国光客運、長航通運、建明客運、大有巴士など・・・)
カウンターの人に聞いても、簡単な日本語や英語はOKな人が多いですから安心ですが、前もって自分のホテルにはどの路線が行くのか、調べておくとまごつかないですみます。
僕の場合は「大有巴士」の東線という路線だそうで、NT$145でチケットを買い、時間まで冷房の効いた待合室で待ちます。
(蒸し暑い日本から行っても、台北の蒸し暑さはひとしおです、すごいです)
↑の地図の「リムジンバス乗り場」の指定された番号のところに行くと・・・
トランシーバーを持ったオッちゃんが、ホテル名を再確認すると、「ココデマッテ」などと片言の日本語で言ってくれます(笑)。
いろいろなタイプの大型バスがひっきりなしに入ってきます。
どれも新しくはないですが、1時間なら快適に過ごせそうではあります。
バスは定刻の出発、約1時間で市内に入り、いくつかのホテルで客を降ろしながら・・・
約1時間15分で僕の目指すホテルに、この路線の終点でもあるのですが、到着です。
途中の交差点には日本より明らかに多いバイクの大群が・・・あぁ、やはりここは日本でもなく、香港でもなく、かといってホーチミンシティーやハノイほどのバイクの洪水でもなく・・・まさに台北にいることを実感させてくれます。
ところで、終点でバスを降りる時に気がついたのですが、これは何(笑)?
強盗用?
スタンガン?
まさかね・・・(笑)。
バスから降りると、見えました!
「台北101」です!
高~~い!
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