前にも書きましたが、シカゴにも5★から格安まで、本当に沢山のホテルがあります。
それらをホッピングするのも、ホテル・ファンの僕の楽しみの一つ(笑)。
もちろん、毎日ホテルを変わるなんてどういう意味?と思われる方には、絶対分かってはいただけない行動でしょうが・・・。
シカゴ1泊めの「パーマーハウス・ヒルトン」はアーリー・チェックイン狙い(実際にはこの目論見は外れましたが・・・)でのホテル選択で、たったのUS175++しか払っていませんが、見事に超スイートにアップグレード。
2泊目のこの日のホテルこそ、僕がシカゴで一番のホテルじゃないかと思っている「ザ・ペニンシュラ・シカゴ」で、ここに泊まれるのを本当に楽しみにしていたのです。
場所はそれこそ超一等地。
僕が前回泊まってここも相当に高評価した「パーク・ハイアット・シカゴ」のお隣に位置しています。
もうこのロゴが現れた時から、超安心のエントランスです。
狭いながらもそこだけはキリっとした、気品すら感じられる空間になっています。
「部外者は進入禁止」と「ホテル利用者には最大級のWELCOME」とを実に上手く使い分けています。
予断ですが、ホテル・エントランスの斜め前にはあの有名なピザ屋「ジョルダーノズ」(Giordano’s)が控えています。
アジアのペニンシュラのような立派な車寄せはありません。
(東京はあの狭い土地の中に、良くあのスペースを確保しましたね)
おなじみのこの像。
アジアを感じさせるこんなインテリアが僕らを出迎えてくれます。
タクシーがホテル前に着いてからは、事は流れるように進んでいきます。
ここはドアを開けて入ってすぐの部分、ベル・デスクがあります。
ペニンシュラでお馴染みのあの白い制服を190センチを越すマッチョなベルが着ていると、何か違和感があると言うか、ちょっと見慣れないので・・・(笑)。
そこを左に曲がると、エレベーター・ホールが・・・。
外の明るさから、だんだん照明が落とされて、気品のあるゴージャスさのペニンシュラ・ワールドへのプレリュードになっています。
エレベーターを降りると(7階?)、こんなファサードが・・・。
正面奥に見えているのがコンシェルジュ・デスク。
超優秀なベテラン・コンシェルジュが待機しています。
彼らには本当にお世話になりました。
「パーマーハウス・ヒルトン」のコンシェルジュも優秀でしたが、ここの人たちは本当にすごい。
何を聞いても、お願いしても、最高以上のことをしてくれます。
つくづく思います、5★ホテルの実力はコンシェルジュで決まりますね。
長いファサードの両側には、シカゴを代表する超高級店ショーウィンドウが並びます。
そのデスクの前を右に曲がると、この天井の高い香港直伝のエレガントな空間、「THE LOBBY」が広がります。
左に行くとレセプション。
笑顔たっぷりのレセプショニストによる、流れるようなチェックイン。
何の問題点もありません。
更に上のクラスの部屋のオファーもありましたが「お部屋からの眺めはこちら(オリジナルの予約)の部屋のほうがシカゴらしくて素晴らしいですよ」との事だったので、予定の部屋に。
レセプショニストがそのまま部屋まで案内してくれます。
ここのスタッフは本当に良く訓練された人たちです。
どんな時にも笑顔があります。
ま、往々にして笑顔の量はホテルの格と比例すると思っていますが・・・。
エレベーター・ホールにも
廊下にも、どこにも「抜かり」はありません。
清掃のカートも出ていません。
(これも5★ホテルの必須条件だと、僕は思っています)
部屋のドアが開かれます。
わぁ、良い感じ!
温かみのある落ち着いた色調と質感の高いインテリア、過去にペニンシュラに泊まったことのある人なら感じるペン(ペニンシュラの愛称)特有のエレガントさを十二分に感じます。
清掃状況も完璧のようです。