夏休み旅行 (31) 昼間のメンフィスいろいろ~なまず料理とがらくた屋

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「バックビート・ツアー」が終了したのが午後の1時頃、またビール・ストリートまで戻ってきました。
どこかでランチしなくちゃ、です。
そんな時、ビール・ストリート一の人気店「B.B. King’s Blues Club」から活きの良いブルースが・・・。
えっ、昼間もライブやっているの?
スタッフに聞いてみるとこの店、昼も夜もライブありなんだそうです。
昨日はこの店を外から見るだけで、中に入れなかったし・・・今日のランチはここに決定です。
ニューヨークのB・B・キングの店の食事は美味しかったし、ここも多分・・・期待大です。

中は2階席もある大箱、メンフィス一の高齢現役ブルースマン、カール・ドリュー(Carl Drew)が熱演中です。
(今夜はミシシッピー・ブラインド・ノリス{Mississippi Blind Norris}も出演するらしいですが、残念、今夜は僕の今回の旅行のハイライトと呼べる大ブルース・コンサートに行く予定なので・・・)

カールの年齢を感じさせない(80歳代後半らしいです)気迫のこもったギターがすごいです。
「年期」というものの底力を見せつけられた思いです。
客の入りも上々、ただブルースを聴くというよりランチのほうが主な目的といった人が多いのも確かでした。
僕のテーブルには、メンフィスの生んだ偉大なソウルとゴスペルのシンガー「アル・グリーン」(Al Green)の顔が書かれていました。

僕の注文は、こうした南部の店に良くある「南部風のなまずのから揚げ」(southern fried catfish)、14ドル99也です。
その時僕がメニューから書きとめた説明書きには
「Cornmeal breaded crispy golden fried catfish filets served with fries, sweet onion hushpuppies, cole slaw, and tar tar sauce」
とありました。
養殖されたなまずの大きな切り身はとても淡白で癖がなく、絶妙な揚げげ方とともに、いかにもサザン・アメリカンなランチになりました。

こういう時の飲み物は、これまたクランベリー・ジュースと南部の黒人が大好きなものにしてみました(笑)。
満腹の後は、とりあえずホテルに戻りますが、途中で「A. SCHWAB」というここでもう130年以上も商売している名物店に寄ってみます。
入るとすぐにある占い付きの体重計、今時こんなもの他で見たことありません。
レトロです。
中はもう雑貨店なんていう括りでは表現できない、何とも言えない店になっています。
おみやげグッズから生活雑貨、果ては電動工具までありとあらゆるものを扱っていて、そのあまりの雑多ぶりに、宝探し気分になれるほどの店です(笑)。

もうこうなるとある種のカオス?
値段も付いていないものも多く、本当に売る気があるのかどうかも??です。
この辺はどう見ても、売るとしたら高そうですよね。
お客も名物店なので、わいわい言いながらどんどん入ってきますが、誰も何も買ってません(笑)。
ただ見るだけの人ばかりです。

この店は一体何なんでしょう(笑)。
こういう瓶も沢山並べてありました。
う~~ん、余りに「おかしい」店(笑)なので、ついつい詳しく紹介しちゃいました。

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