奥さんとデート(笑) コヴァトーキョー

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久しぶりの奥さんとの外出、目的の家具選びの後は、彼女が銀座に行きたいと言うので、有楽町に出ます。
そこで思いついたのが、先日まっつん先生をご案内した「ペニンシュラ東京」。

あそこでマンゴ・プリンをお土産に・・・なんて考えて、地下のペストリー・ブティックに寄ったら
「今日は随分早く売切れてしまいましたぁ」
とのこと。
残念、また振られちゃった(笑)。
で、ホテルから出てきて銀座方面に行こうとすると、まさにペニンシュラの裏にミラノの「COVA」(コヴァ)を発見。

えっ、東京の「コヴァ」ってここにあったんだぁ、日本にも「コヴァ」があるのは知っていましたが、どこにあるかは知らなかったのです。
奥さんも
「香港でここのカフェに行ったわよね。
ケーキもコーヒーも美味しかった。
ほら覚えてる?
XX(うちの息子の名前)が、ケーキが美味しくて2個も食べてまだ食べたそうにしていたら、お店の人が笑いながらもう1つ持ってきてくれたじゃない。
あの時初めてXXは外国で「サンキュー・ヴェリー・マッチ」って自分から言ったのよ」
と、懐かしげ。
へ~~ぇ、そうだった?
変なこと覚えている、うちの奥さんです。

入ってみると、コヴァ・カラーとでも言えそうなハシバミ色のインテリアと、少しだけあるイートイン・スペースに誰もいないのに漂ってくる、まさにイタリアって感じのアラビカ種のコーヒーの香り。
ショウケース内のおいしそうなケーキの数々。

奥にはかなりのスペースがあるよう・・・聞いてみると、ここはリストランテも兼ねていて、他の例えば新宿の高島屋のようなカフェの扱いより「格が上です」とのこと。
それじゃぁここでランチを・・・とお願いすると、リストランテのほうはお客がほんの2~3組だけ。
えっ、香港の「コヴァ・カフェ」とかいつも超満員なのに・・・何故?

その理由は値段かなぁ?
アラカルトもちょっと高めだし、2種類あるランチのコースも(僕らには)高めの設定。
でも、奥さんにとっては久しぶりの外出だし・・・え~~い、コースにしちゃいました(笑)。
アミュースは、どういうわけか栗のポタージュ。
カプチーノ仕立てです。
秋からメニューが変わってないの??
続いての前菜の盛り合わせも上品な量。
特筆することはなしの3種類。
ただ、材料とかイタリアから持ってきている感じはあります。
ただそれが僕の舌にはあまりヴォーノに感じてくれないのです。
パスタはトルテッリです。

イタリアには詰め物をしたパスタが沢山あります。
例えばラヴィオリとかカッペッレッティ、アノリーニなど・・・その形によって、あるいは同じ形であっても土地によって、呼び方が違います。
これはトルテッリとかトルテッリーニと呼ばれるやつですよね。
(もし間違っていたら、ご指摘ください<グルメの皆様)
中はカボチャです。
これも今の季節、どうなんでしょう?
秋からメニューが変わってないの??
魚料理は、鱸(すずき)とムール貝のスープ仕立て。

うん、この辺からは良くなってきます。
鱸の質が良いのと、きっとベースのブロードが上手に出来ているのでしょう。
肉は和牛。

フォアグラ乗せで、フランボワーズも散らしてあります。
バルサミコ使いはさすがのイタリア~~ンです。
パンは焼きたて熱々で出てくるフォッカッチャ、細めのグリッシーニ、ともに美味しく出来ていました。

さて、デザートは盛り合わせ。

名物のサケル(ザッハトルテ)は乗っていませんでしたが、何と定番のミモザが抹茶味でした。
これはチョコレートかホワイトですよね。
店で買うとこのケーキたち、1個800円以上します。
う~~ん、この店は今の時代にこの価格が災いしているのかな?
要らぬ心配でしょうか(笑)。

コーヒーはイタリアン・コーヒーここにありの、深炒りめの香り高いもの、これはさすがでしたね。
重厚な中に軽さも出したインテリアは近づくと安い建材丸分かりだし、値段の割りには料理はあっさりめ、サービス陣は丁寧なもののリストランテのサービスとしてはちょっと・・・そんな感想なんで、次は多分・・・ないかな(笑)?

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